ブライダルコーディネート
科目 | ブライダルコーディネート |
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対象 | ブライダル科 |
授業のポイント | オリジナルの挙式・披露宴を企画制作して発表。アイディア、チームワーク、プレゼン能力などが問われます |
2016年度「ブライダルゼミ発表会」がリーガロイヤルホテル東京にて、2月17日に行われました。これはブライダル科2年生が企業様を招待し、今まで学んできたことを生かした披露宴の提案を行う会で、今年で17回目を迎えました。今年も盛大に開催され、好評裏に終えることが出来た「ブライダルゼミ発表会」の舞台裏では、一部の学生達による陰の活躍がありました。
授業開始とほぼ同時期、各クラスから2名ずつ、計8名の運営委員会が結成されました。彼女らの役割は「クラスワークとは離れ、ブライダルゼミ発表会に関わる全ての人がスムーズに当日を終えられるように後方支援をすること」です。ブライダルゼミ発表会では、クラス単位で発表の準備をするグループワークが基本ワークとなっています。学生らはそこで様々な意見を出し合い、団結して一つの発表にまとめていくことで大きな達成感を得て卒業していきます。そんなクラスワークに参加したい気持ちを胸にしまいこんで、個別の役割を担って準備に努めていました。
授業時間外に週に一度集まり、各クラスの進行状況、準備期間のリハーサルスケジュールや備品管理、当日のお客様と134人の動線など、自分達で最善策を考え、シュミレーションし、クラスのメンバーにそれを周知していく。そんなことを繰り返し行いました。時には運営上と発表上との立場の違いから、なかなか理解してもらえないこともありましたが、「何とか当日を成功させる!」という強い想いが、最終的に全学生の理解にも繋がったように感じました。そんな彼女達の努力の甲斐もあり、当日クラスメンバーは発表に専念でき、参加された企業の方からも「発表もさることながら、終始一体感を感じて、とても気持ちよかった。」「礼儀もしっかりと統一されていると感じた。」など、喜ばしいコメントを多く頂くことが出来ました。
●総合司会による空き時間を使って司会台本の確認
●発表チームに動きを説明するスタッフ
●リハーサルの様子(総合司会と会場キャプテン)
今回のイベントを終えた運営委員長が「運営委員会の仕事は裏方でも、とてもやりがいのあるものでした。将来の夢が、ホテル・結婚式場のキャプテンだったので、今回の発表会でそれに必要なことが学べて、本当に良い経験になりました。」と感想を述べていました。ホテル・ブライダルの仕事の主役はあくまでお客様であり、私達はそのお客様を盛り立てる影の立役者です。スポットライトは当たらなくても、お客様を支えることに喜びを感じ、それが活力になる。そんな経験を在学中に一つでも多く体感し、社会で役立てて欲しいと思います。
●挨拶指導をする学生(クラスリーダー)
●ブライダルゼミ本番中に先の動きを確認(運営委員)
●全学生に向けての運営委員会長の挨拶