レストランでのサービス方法や実務を演習スタイルで基礎から応用までを学ぶ
科目 | 料飲レストラン実務 |
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対象 | ホテル科、英語専攻科 |
授業のポイント | レストランサービスの基礎から応用までを学ぶ! |
こんにちは!
授業レポーターのホテウサです。
2020年、年が明けたと思えば、もう2月3日、節分ですね。
今年の恵方巻の方角は西南西だそうです。
さて、今回ご紹介するのは、食事に関すること、レストランサービスの基本から、応用編までを学ぶ授業「料飲レストラン実務」です。
座学とは異なり、身体を動かす授業なので学生たちも楽しんで学んでいます。
前期には、「料飲宴集会実務」で料飲サービスの基本と宴会サービスを学び、後期にはレストランのサービスを学びます。
レストランサービスでは、立ち方、歩き方、お皿の持ち方などの基本から、バッシング(お客様が食べ終わったお皿などを下げる事)、オーダーテイクの方法やワインサービスなどレストランで必要な知識を実技で学びます。
▲身だしなみのチェック。髪の毛、ユニフォームの着こなし、爪、靴を確認します。
通常の科目では、定期試験を前期後期で筆記試験を行いますが、この料飲レストラン実務は実技試験を2回行います。
今回は試験の様子をご紹介したいと思います。
課題が発表され、授業中は勿論、休み時間や放課後も学生たちは一生懸命練習しています。
試験では、他の学生の試験も見学します。
人の動きを見ることが一番の勉強になり、レストランでは常にお客様に見られているので試験を通してその感覚もつかみます。
試験の様子を、日頃スクナビ(スクールナビゲーター)でも活躍している、杉山さんの様子を通して紹介します。
▲トレーを使ってバッシング(お皿やグラス、シルバーなどをテーブルから下げること)する杉山さん
<設定>
カフェレストランでランチ時間に4名のお客様が食事を終えてお帰りになる。
食べ終わった卓上を片付け、新しいテーブルクロスに替え、次のお客様用のセッティングをする。
制限時間4分間。(2分30秒以内でボーナス点)
お待ちのお客様がいるので少しでも早く行う。
急いでいる様子が出ない様、音を立てず丁寧かつ早く行う。
☆試験内容☆
1.身だしなみチェック(髪の毛、ユニフォームの着こなし、爪、靴)
2.食べ終わったお皿を下げる
3.トレーを使ってグラス、カップ、バター、塩コショウを下げる
4.古いテーブルクロスから新しいテーブルクロスに掛け替える
(隣ではお客様が食事をしているので、埃が立たない様丁寧に掛け替える。テクニックが必要)
5.お皿をセッティングする
6.シルバーウエアーをセッティングする
7.グラス、カップ、バター、塩、コショウをセッティングする
8.最終確認を行い終了する
アツアツのスープや飲み物をサービスする料飲サービスでは、緊張感を持つことも必要です。
学生たちも緊張でトレーを持つ手が震えていたりしていますが、それもいい勉強。
慣れてくると余計な力が抜けて震えもなくなってきます。
そのためには、“練習”、“経験”が必要です。
今回試験時の撮影に協力してくれた杉山さん。
「料飲サービスは、練習しただけ出来るようになるのでやり甲斐を感じます。今回の試験では緊張もしましたが、良いパフォーマンスができたと思います。今度はワインサービスの試験があるのでしっかりと準備したいと思います。」
▲協力してくれた杉山さん。女子学生のユニフォーム姿。
▲男子学生のユニフォーム姿。
杉山さんの点数が何点だったか知りたい方は、是非オープンキャンパスにお越しいただき直接聞いてみてください♪
次回の授業レポートもお楽しみに!