日本人の伝統的な食文化を正しく理解し伝えることはできますか?
科目 | 和食 |
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対象 | ホテル科、英語専攻科、ブライダル科 |
授業のポイント | ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の基礎を学びます |
こんにちは。
授業レポーターのホテウサです!
校内を歩いていると何やら出汁のいい香り♪
そんな香りにつられてたどり着いた教室には見慣れない和食の調理服を着た2人の先生が!
▲実演する上神田校長先生
今日は食欲の秋ということで「和食」の授業をレポートします!
学生たちが目指すホテル・ブライダル業界では、サービスだけ分かっていてもいい仕事はできません。
例えばレストランでお客様はサービススタッフに色々な質問をしてきます。
「この食材は何ですか?」「どんな調理方法ですか?」。
何の知識もなく質問に答えられない、では、お客様にとってせっかくの料理もおいしさ半減ですよね。
▲授業の様子
そこで、今日は特別授業ということで通常授業を担当している島田先生に代わり、新宿調理師専門学校から上神田梅雄校長先生と安井哲史先生をお招きして、「和食」の特別授業を行っていただきました。
▲出汁を振る舞う安井先生
和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されて海外からも熱い注目を浴びていますので、私たちは日本人の伝統的な食文化をしっかりと海外の方にも説明できるようにしなければなりません。
そこで今日は和食のおいしさの基本「出汁」をテーマにした授業です。
昆布の水出し、椎茸出汁、煮干し出汁、鰹出汁、それぞれの香りや単味を体験して、最後はそれらを合わせて塩で味付けをして醤油で香り出したすまし汁をいただきました。シンプルですが、それぞれの出汁の味や香りが生かされた一品です。
美味しい出汁から美味しい料理が生まれると言ってもいいくらい、和食にとって出汁はとても重要ということが分かりました。
▲熱心に授業を聞く学生たち
これから1年生は実際のホテルで季節の食材、盛り付け、器まで、奥深い和食文化を学ぶ「和食体験」、そして日本の食文化を正しく理解し、正しく伝えるための基礎知識を身に付ける「和食検定」を受験します。
今日の特別授業をいい機会として、さらに和食に対する興味関心の幅を広げて欲しいですね。
▲積極的に質問をする学生
では次回の授業レポートもお楽しみに!