憧れのディズニーホテル、「(株)ミリアルリゾートホテルズ」に内定!
ホテル業界を志望した理由
中学生の頃から漠然とサービスを提供する仕事に興味を持っていましたが、どのような仕事に就きたいのか、具体的なイメージはありませんでした。高校生の頃に母親と都心観光地の宿泊先ホテルで、どこを周遊しようか悩んでいたときにホテルスタッフの方が観光情報や目的地までの道のりを案内してくれました。私たちが尋ねる前に、私たちの気持ちを察し、自らが行動してくれた姿が印象的だったことを覚えています。ホテルのみならず、空港などもお客様に対してサービスを提供する場です。いろいろな仕事がある中でホテルに魅力を感じたのは、ホテルは宿泊する方だけを対象とするのではなく、宿泊しなくとも利用できるなど、空港とは異なり、さまざまな目的を持った人が利用する場所だから。だからこそ将来はホテルでサービスを提供する仕事に携わりたいと思うようになりましたね。
高校卒業後の進路を考えるにあたり・・・
高校卒業後の進路を考え始める頃、大学に進学するか迷いました。学校の先生からも大学進学を勧められましたが、「今勉強したいことは何なのか?」ということを真剣に考え、「ホテル」を専門的に学ぶことができる専門学校に進学しようと決めました。また、栃木県出身の私が東京に進学することを決めた理由は、東京には一流のホテルが集まっているから。そのため、一流ホテルを身近に感じながら勉強することができます。ホテルを学ぶ専門学校はいくつもありましたが、ホテルの単科校である専門学校日本ホテルスクールに進学することを決めました。
専門学校日本ホテルスクールのここがよかった
私はホテルで働きながら学校に通う制度である入寮研修生制度を利用しています。研修は品川プリンスホテルでベルの仕事をしています。入学してから仕事と学校の勉強を両立してやってきました。研修ではベルの仕事を一からしっかりと学ぶことができ、今では後輩に教える機会も多く責任感ある仕事を通じて、やりがいを感じています。仕事と学校の勉強を両立することは、大変なことも多くあります。しかし、学校の授業で学んだことを現場で経験することもあり、学校で学んだことをその日のうちに活かすことができるという利点もあり充実した毎日を送っています。
私の就職活動
多くの高校生が憧れるディズニーランドホテルなどのディズニーブランドホテルを運営する(株)ミリアルリゾートホテルズに内定しました。私の就職活動は会社説明会から始まり、ウェブエントリー(書類選考)、2次選考(アピールシートの記入と1分間の自己PR)、グループディスカッション、最終面接と進んでいきました。なかでも印象的だったのは、2次選考のアピールシートの記入と1分間の自己PR。2次選考に挑むにあたり、時間をかけて準備をしました。なぜなら自信がなかったから。準備をしっかりとすることで、自信をつけようと考えていました。アピールシートの質問に対して具体的に答えられるように、学校にある先輩方の就職活動報告書を利用して過去の質問内容を確認しました。また、企業について知らないことは徹底的に調べ、不安がなくなるまでしっかりと準備をしました。
面接で伝えたかったこと・・・
ホテル業界を目標にする際に「笑顔は当たり前であって、敢えてアピールするものではない」という話を聞いたことがありました。そうだとしても面接では「笑顔の力」をアピールしようと決めていました。入寮研修生としてホテルで働いているときに先輩から注意や指摘を受けることがあります。私でもそんなときは落ち込んでしまいますが、サービスを提供するホテリエとして、お客様には落ち込んだ姿は見せないように心がけます。しかし、サービスの提供を通じてお客様から感謝されることで私自身も笑顔になることがあります。そんな経験したときに、そこには、場や環境に良い影響を与える「笑顔の力」があると気づいたのです。内定の連絡をいただいた際に、人事担当者の方から「丹波さんの笑顔が輝いていた」と仰っていただきました。笑顔の力を感じましたね。また、面接では素直に伝えることを心掛けました。いわゆる模範回答は一切考えず、聞かれた問いには正直に答えるようにしました。その結果、人事担当者の方からは自分のことをよく理解していると評価していただき、自信にもなりました。私は就職活動を通じて考える時間が増えたと感じています。普段働いているときも何となく働くのではなく、何のために働いているのか、など考えながら働くようにもなりました。将来はゲストリレーションのプロフェッショナルを目指したいと思います。お客様のみならず、ベル、フロント、レストランなどホテルで働く仲間からも頼られる存在になりたいと思います。
2013年10月 現在
ホテル科について内定者速報