昼間部ホテル科卒業後、海外の大学に編入し学士号を取得
日本ホテルスクール在学中から卒業後の進路の選択肢の一つとして大学編入を考えていました。大学で学士を取得し将来の選択肢を広げるために、海外大学への編入を決意しました。2020年3月に卒業後、海外大学編入制度を利用して、フィリピンのパーペチュアル・ヘルプ大学(UPH)に編入しました。専門学校では“HOW”(どのように)を学び、大学では“WHY”(なぜ)に焦点を置く学びで、その”WHY”(なぜ)が自身に必要なことだと感じたことも後押ししたかと思います。またZ世代として世界を知る必要性があると感じたことは海外の大学への編入という道を選択しました。
大学では、観光分野を中心とした専門科目を履修しますが、社会倫理や起業家精神、フィリピンの歴史など幅広い科目も学びました。日本ホテルスクールで在学時に、ホテルの基礎、専門知識を学んでいたことは大きなアドバンテージとなりました。一方で歴史を学ぶことは難しさとともに、フィリピン人と日本人とで視点が異なることで捉え方も異なるなど苦労したこともありました。それでもフィリピンの学生は日本人の8~10倍ぐらい陽気で、学生生活を楽しんでいる様子を目の当たりにして、私自身も楽しみながら過ごすことができました。こういった環境で過ごすことで“何事にも積極的に動けるようになった”のは変化だと思います。今ではタガログ語で友達とコミュニケーションをとっています。
4年生の後期からは、フィリピン・マニラ市内に位置する「ザ ベルビューホテル マニラ」の宿泊部門のフロントでインターンシップを経験しました。海外のホテルで働くことは初めての経験でしたが、日本ホテルスクール在籍時にホテルでのインターンシップを経験していたので、円滑に始めることができました。大学の学びの総まとめとして『コロナ禍における観光学部学生の実用的な学習方法』をテーマとした卒業論文をまとめ、学会発表会で発表したのも貴重な経験となりました。
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