「ただの」喫茶店ではなくお客様の「特別な」喫茶店でありたい
在学時を振り返り思うことは、「専門学校生だったら『ほんとうにこの業界でいいのだろうか』と思う人も居るだろう」ということです。
私はその思いに悩まされてました。周りはホテル・レストラン業界に前向きで上昇志向の強い人達ばかりで、でもその一方でやっぱり私と同じ悩みをもってる人達もいました。
「誰かのために何かをしたいのならホテルでなくてもいいんじゃないか」
私の選択は「喫茶店」という道です。
在学時の2年次、中野ZEROホールで行われた弁論大会で、
「コーヒーという共通言語を使って誰かのためにできることはなにか」(2015年度弁論大会日本語部門優勝)を話す機会をいただきました。
そして今、その答えを見つけ出すために、毎日たくさんのお客様と触れ合い、日々笑顔で楽しく働いています。
今の会社で副店長として働き始めて2年目になります。喫茶室ルノアールのいくつかの店舗を経験し、現在の職場で働き始めて3ヶ月になります。
後輩もできて新人のアルバイトも入り、新しい環境を作り出す立場にいます。
オフィス街で働いてる私は、ほとんどといっていいほど商談や会議などで使うお客様を相手にしています。
笑顔でお出迎えをし、暖かいおしぼりと冷たいお冷を出して、ご注文が決まった頃に伺います。
サービスが終了したあと、私達は最後のお見送りまで決してお客様のことを忘れたりはしません。外国人であろうと常連さんだろうと初めてご来店された方だろうと。
そして意外とお客様のことを覚えています。従業員間の情報共有をすることで皆が覚えてくれるようになるからです。
喫茶店という道が、私の本当の答えであるとは正直、自信たっぷりには言えません。ですが、間違いではなかったことは確かです。
私たちが作りたいのは、「ただの」喫茶店ではなくお客様の「特別な」喫茶店です。
皆様のご来店お待ちしております!
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