英語を武器に拡がるキャリア-外資系企業で活躍する「英語専攻科」卒業生
ホテルの実務を英語で学ぶ「英語専攻科」。ネイティブスピーカーも授業を担当し国際的な環境で授業が行われます。多くの卒業生は、外資系をはじめとする国内の一流ホテルはもとより、海外のホテルでも活躍しています。その活躍の場所は、ホテルのみならず、英語を武器に外資系一般企業などにも広がりを見せています。
国内旅行から世界一周旅行まで、船で目的地に行く旅ではなく、特別な時間を過ごすために船に乗る旅「クルーズ旅行」。豪華客船の旅は、一部の富裕層向けの旅だと思われがちですが、アメリカなど海外諸国では、クルーズ旅は気軽で、身近な旅として親しまれています。
世界最大の国際的なプレミアムクルーズラインであるプリンセス・クルーズのジャパンオフィスである株式会社カーニバル・ジャパン。ダイヤモンド・プリンセスが運航する日本発着のクルーズの運航を通じて、新しい旅のスタイルを提案しています。2011年3月に昼間部英語専攻科を卒業した水谷茉莉花さん(鵠沼高校〔神奈川〕出身)は、ショアエクスカーション プロダクトマネージャーとしてクルーズ客船の寄港地で実施されるオプショナルツアーである寄港地観光の商品管理や商品調整の責任者として活躍しています。
水谷さんはもともと英語に興味を持っていたこともあり高校では英語科に在籍していました。高校生の頃に訪れたレストランで、優れたサービスを目の当たりにしたこともあり“サービス”にも関心を持ったそうです。高校卒業後、日本ホテルスクールの英語専攻科に入学し、在学中には海外留学制度も利用しました。「“ホテルのことを英語で学ぶ“という環境は、難しい印象を受けますが、先生方もわかりやすく説明してくれました。同じ目標を持つ仲間との授業はとても楽しかった」と水谷さん。日本ホテルスクール卒業後は、海外ホテルインターンシップ制度を利用して海外のホテルで活躍しました。
海外のホテルでの経験を経て、活躍の舞台をプリンセス・クルーズの豪華客船へと移しました。「船上でお客様と接客する機会には、日本ホテルスクールで学んだホテル実務やサービス、そしてホテルの現場での経験を活かすことができた」と当時を振り返っていました。
お客様が利用される寄港地の観光ツアーを商品として販売できるように調整を行う水谷さんは、知識が豊富な寄港地のランドオペレーターの方から提案いただくものをなるべくお客様に販売ができるようにツアー商品としてお届けできるように心がけています。「今、お客様が興味を持つものは何なのか」という視点を持つためにも常に新しい情報やトレンドにアンテナを張るのも仕事の一部。業務の範囲は、日本のみならず、台湾、韓国、極東ロシア、マーシャル諸島、北マリアナ諸島を担当し国内外に拡がり、これまでに培った英語でのコミュニケーション力を発揮しています。
「利用されたお客様から直接声を聞くことが難しくとも、船上スタッフの皆さんのレポートから、つくりあげたツアー商品を利用したお客様からの“楽しかった”といったコメントをいただくことで、とても嬉しく、やりがいを感じています。コロナ禍で“通常通り”でなくった今だからこそ、仕事を通して学ぶことがたくさんあります。それぞれの寄港地で観光地として価値ある場所をツアー商品としてどのようにプロモーションするのか、私自身ができる範囲でその可能性をどのように広げることができるのか模索しています。」と今後の目標も話してくれました。
現在制作中の2023年度入学案内書(2022年3月完成予定)でも水谷さんを紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
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