ホテルの中に入ると、傷一つない光沢あるタイル、大きな馬の像、美しい花、黄金の装飾が目の中に飛び込んできて、あまりの迫力に立ち尽くしてしまいました。また、威圧的ではない重みと緊張感が私の高揚感を高め、これこそが伝統と歴史のあるホテルのだと身をもって感じました。

　朝食は和・洋・中の料理をビュッフェスタイルで楽しみました。とても種類が豊富で、どれを食べるか迷いました。また、ウェスティンホテル東京には自分がセレクトした具材でおにぎりや中華麺をその場で調理してくださるサービスがあります。今までいくつかホテルの朝食会に参加してきましたが、卵料理以外にこのようなパフォーマンスを受けたのは初めてでした。私はたった1つのおにぎりから握ってくださった方の温かみが感じられることに驚きました。目の前で会話をしながら調理をすることは、お客様を喜ばせるだけでなく、お客様に抱かせる感情をも変えてしまうことを知りました。
　そして、ウェスティンホテルでは「WESTIN Let’s Rise!!この高揚感をあなたに。」というキャンペーンを行っています。これは６つのwellで構成されており、その中の１つである「eat well」に準じて、ウェスティンホテル東京ではホテル業界で初めてスーパーフードを取り入れたメニューを導入し、お客様の健康面にも気にかけた活動をしています。「チェックインするときよりもチェックアウトする時のほうが心も体も元気になれるように」という活動の目的を聞いた時、お客様をおもてなしし、心だけを満足させるのではなく、お客様の健康にも気を遣っていることに私は感銘を受けました。隅々まで配慮が行き届いており、素晴らしいホテルでした。
朝食後はホテル見学を行いましたが、館内全て「ヨーロピアンクラシック」風の造りになっており、つい日本ということを忘れてしまうほどの非日常を味わうことができる空間でした。また、黒で統一されていることで豪華な中に上品さがあり、落ち着いて過ごすことができました。
とても穏やかな気持ちで朝を過ごすことができ、朝から最高の時間を過ごせました。そして今回も様々なことを学ぶことができ、とてもいい勉強になりました！