在日ペルー大使館による「ユネスコ無形文化遺産 セビーチェ講座」
3月1日(金)に在日ペルー大使館より、一等書記官 アドリアナ ディアス様、シェフ アルトゥロ ウェルタス様、秘書 高山 サンドラ様がご来校。
ユネスコ無形文化遺産に新たに登録された、ペルーの伝統的な家庭料理セビーチェ(マリネ料理)を学生にも幅広く認知してもらうため、「セビーチェ講座」を英語専攻科1年生対象に実施しました。
冒頭に高山様よりペルーの基本情報、地理、ペルー料理についてご説明いただき、その後ウェルタス様よりセビーチェの説明を含め、調理の実演をしていただきました。
ウェルタス様のお話の中で、最も印象的だったものが、ライムの重要性です。
ライムを絞る際、苦みが出ないよう、8割のみを絞るのがコツだそうで、どの家庭にもライムを絞る果汁絞り器があるとのこと。
シェフ曰く「ペルーで果汁絞り器を持っていないのは旅行客だけだろう」とおっしゃっていました。
また、「レチェ デ ティーグレ(虎のミルク)」(魚介や玉ねぎをマリネした際に出る出汁)も各家庭それぞれの味があり、セビーチェを楽しむポイントのひとつだそうです。
※ちなみにペルーには虎はいないそうです
セビーチェの試食の際、学生は大盛り上がり。あまりの美味しさに、おかわりする学生もいるほどでした。
さっぱりした酸味のある料理で、暑い夏にぴったりな料理だと感じました。一緒に頂く飲み物としてはピスコがベストマッチとのことです。
(過去に実施されたピスコレクチャーの記事はこちら)
学生にとって、特別講座を通して、自分の知らない世界に触れることは素晴らしい機会です。
世界各国のお客様をもてなすホテル業界で、将来この知識が活かせることを願います。
ペルーは大きく3つの地域(海岸砂漠地帯・山岳地帯・熱帯雨林地帯)から成り立っており、その食文化は様々な国からの移民料理の影響を受け、独自に発展してきました。
近年では旅行業界のアカデミー賞と呼ばれる「ワールド トラベル アワーズ」の国際部門にて、ペルーが11年連続で「世界最優秀グルメ観光地」として選出されています。
セビーチェとは、生または茹でた魚介類(白身魚など)に玉ねぎやトマト、パセリなどの野菜を加え、柑橘類(レモンもしくはライム)と香辛料で味付けをしたペルーの魚介系マリネ料理です。
家庭によりレシピが異なり、各家庭の味があるのが特徴です。
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