フランスのホテル学校「École Hôtelière de Paris – CFA Médéric」の学生と国際交流
フランス共和国のホテル学校「École Hôtelière de Paris – CFA Médéric」より学校関係者、および学生6名が来校し、7月10日(月)に本校の昼間部英語専攻科1年生の学生28名と国際交流会を実施しました。
「École Hôtelière de Paris – CFA Médéric」は、1935年にフランスのホテル飲食業界組合が人材育成のためにパリホテル学校を設立し、1977年にCFAメデリックが加わりました。職業訓練制度を軸に毎年800名もの学生を業界に送り出している学校で、本校と同じくホテル分野における人材育成のために設立された学校同士の交流会が実現しました。
交流会当日は、英語専攻科の学生によるフランス語による歓迎の挨拶からスタート。そして、同学生による本校の紹介、日本の旅館の歴史と文化、人気の旅館の紹介を英語で行いました。また、映像による「École Hôtelière de Paris – CFA Médéric」の学校紹介、バーテンダーとしての活躍をめざすフランスの学生によるデモンストレーションも行われました。本校の英語専攻科は、世界で活躍できるホテリエを育成するために、英語を学ぶだけでなく、ホテルの実務からマーケティングまで広範囲にわたる科目を英語で履修する特長のあるコースです。日頃から英語を聞き、話す環境で学んでいることから、フランスのホテル学校の学生とも英語でコミュニケーションを図りました。
学生同士の交流を目的に、冷茶と和菓子を提供して懐紙文化と使い方をテーマにした体験授業も実施しました。懐紙とは文字の通り「ふところに入れて携帯する紙」で、お菓子を食べるときにお皿代わりに使用します。フランスの学生の皆さんにも和菓子とともに懐紙の使い方などを体験いただきました。高い人気を誇る日本文化である折り紙も体験し、フランスの学生と本校の英語専攻科の学生が英語でコミュニケーションを図り、活気のある交流会となりました。体験授業の後は、交流会前半の締めくくりとして、全員で記念撮影会を行いました。
そして、交流会の後半には、本校の料飲授業を担当する川上先生による日本酒文化と日本酒カクテル体験と題した講義を行いました。実際にシェイカーを手にし、日本酒をベースにしたカクテルを一緒につくる体験も行い、日本酒文化にも触れる機会となりました。交流会の締めくくりとして、石塚校長よりフランスのそれぞれの学生に修了証と記念品を手渡し、記念撮影会を行いました。最後にÉcole Hôtelière de Paris – CFA MédéricのGery Bearez先生から「2010年にも交流会を行い私たちの学生を快く受け入れてくださいました。当時の印象が大変良く心に刻まれています。今回も私たちの学生と日本ホテルスクールの学生さんとが交流ができてよかったです。皆さんがフランス・パリを訪問する際には、ぜひ私たちの学校にお越しください。今回の経験が日本ホテルスクールと私たちの学校との強いパートナーシップづくりのきっかけになることだと思います」とメッセージをいただきました。
交流会に参加した英語専攻科の学生からは、「フランスの学生の皆さんと交流会は貴重な経験となりました」「英語でコミュニケーションをする必要があり、最初は身構えていました。同年代の学生の皆さんであったからこそ、その緊張もすぐにとけ、安心して話すことができました」「フランスの学生の皆さんのノリもよく、楽しく交流することができました」と感想を話してくれました。
本校の英語専攻科では、今の国際的なホテル業界を意識し、現場のスタッフやマネージャー、ホテルの総支配人などを招いた特別授業やイベントへの参加を行っています。国内外の業界人との交流の機会を通してグローバルな視点を養うことができるのも特長の一つです。今回のフランスのホテル学校の学生の皆さんとの交流は、日本のホスピタリティ文化の紹介とともに相互の理解を図り、そのグローバルな視点を養うことも目的に行った特別授業と言えます。
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