コンテストの様子　新郎新婦へのヒアリングを実施

ブライダル業界をめざす学生を対象とした「新規接客コンテスト」を6月28日（水）に開催しました。ブライダルコーディネーターに必要な「コミュニケーション力」と「ヒアリング力」、「プレゼンテーション力」を培うもので、日本ホテルスクールならではのコンテストとなります。

コンテストの様子　新郎新婦へのヒアリングを実施

ブライダルコーディネーターとしての新規接客力を競うこのコンテストで審査の対象となるのは、表情・話し方・身嗜み・立ち振る舞いからなる好感度とお客様に安心を与え、信頼を得て良好な関係を作るに至るコミュニケーション力、お客様の潜在的な要望を引き出すヒアリング力です。

出場エントリーをした学生のうち、本選に進めるのは5名のみ。本選出場者を決める中間発表会は昼・夜間部ブライダル科の1年生・2年生合わせて19名が参加し5分間の新規接客ロールプレイングの動画審査を実施しました。そして、予選を通過した5名は、指導担当教員による最終レクチャーを経て、6月28日（水）の本選に臨みました。

本選までの約2週間、予選通過した学生たちは、特別指導担当の教員による個別レッスンを重ねてきました。レッスン時だけではなく、時には友人や校内の先生を相手にロールプレイングを繰り返し、毎回の練習のたびに成長が目に見えて高まってゆく姿が印象的でした。

コンテストの様子　新郎新婦へのヒアリングを実施

表情・話し方・身だしなみ・立ち居振る舞いなどが審査の対象となります

会場にはBIA公益社団法人日本ブライダル文化振興協会専務理事野田兼義様、株式会社丸三屋代表取締役社長湯浅泰敏様、株式会社ウエディングジョブ・『The Professional Wedding』編集長の石渡雅浩様をはじめ、業界を牽引する皆様を特別ゲスト審査員としてお迎えし、BIA主催の「The Master of Bridal Coordinator Contest」と同形式での新規接客ロールプレイングが実施されました。

本年度は同月8日に4年ぶりに開催されたBIA主催「第16回The Master of Bridal Coordinator Contest」にてグランプリに輝いたグランプリに輝いたホテル雅叙園東京山原大伸様をはじめ、多くのブライダル企業の人事担当者が審査員として見守るなかで、学生たちは表情や仕草、言葉遣い、そして個性を生かした会話術を10分という限られた時間のなかで披露していきます。優劣つけがたい接戦の結果、グランプリに輝いたのは、昼間部ブライダル科2年大橋美奈さん（千葉経済大学附属高校〔千葉〕出身）。

「心から挑戦して良かったです！協力してくださった先生方や友人には感謝の気持ちでいっぱいです。本番までにいくつもの課題や大きなプレッシャーを感じましたが、それらを乗り越え、結果を残せたことを自信にしてこれからも頑張りたいです。」とコンテストを振り返っていました。