昼間部ホテル科・英語専攻科はレストランマネジメントゼミ（全14チーム）、昼・夜間部ブライダル科はブライダルゼミ（全11チーム）、夜間部ホテル科はホテルゼミ（全7チーム）を実施。学生はグループワークを基本に、これまでに学んできた複数の科目の内容を活かしながら課題に対して企画提案をまとめ、2年間の集大成として校内の予選会に挑みました。卒業発表会では、各ゼミナールの校内予選会で選ばれた2チームがプレゼンテーションを行いました。

各ゼミナールでテーマや課題は設定されていますが、今年度のJHS卒業発表会の共通テーマを「SNSマーケティング」に設定しました。そして、夜間部ブライダル科2年生による「卒業式袴展示会」の産学連携授業の発表報告も行いました。

今回は、昼間部ホテル科・英語専攻科が取り組んだ「レストランマネジメントゼミ」をレポートします。

レストランマネジメントゼミ（昼間部　ホテル科・英語専攻科）
【新規レストランの事業提案「SNSマーケティング」】
レストラン開業を目的として各チームが立地を設定し、事業計画を立案。プロジェクトリーダー、経理、商品マネージャー、マーケティングマネージャーなど必要な職種をチームごとに決め役割を担います。投資家として審査を行う講師に対してプレゼンテーションを行います。

昼間部ホテル科B2クラスのチームは、「海底に沈んだ海賊船レストラン」をコンセプトとした"Pirates Dining”。飲食店が顕著に少ない神戸・ポートアイランドをレストランの立地として選択し、その地域の活性化に貢献することもゴールに設定しました。

完全体験型のレストランの"Pirates Dining”は、入店して現金を仮想通貨である「金貨」に換金します。テーブルでモバイルオーダーし、料理が運ばれてきたら換金した金貨で支払います。金貨でのやり取りでお客様の”わくわく感”が醸成されます。

そしてSNSマーケティングとしては、多数のSNSがある中で、複数のSNSと自社のアプリを活用。一つひとつのSNSの活用用途が異なりますが、フォローや「いいね」で特典が得られるサービスにより顧客獲得につなげる施策を提案しました。