「ブライダルゼミ」各チームによる発表の様子

昼間部ホテル科・英語専攻科・ブライダル科、夜間部ホテル科・ブライダル科の2年生を対象とした卒業発表会。今年度のJHS卒業発表会の共通テーマを「SDGs × インバウンド」。

学生はグループワークを基本に、これまでに学んできた複数の科目の内容を活かしながら課題に対して企画提案をまとめ、2年間の集大成として校内の予選会に挑みました。卒業発表会では、各ゼミナールの校内予選会で選ばれた2チームがプレゼンテーションを行いました。

今回は、昼・夜間部ブライダル科が取り組んだ「ブライダルゼミ」をレポートします。

「ブライダルゼミ」各チームによる発表の様子

ブライダルゼミ（昼間部・夜間部　ブライダル科）
【新規婚礼施設のプロモーション戦略の提案による集客の実現】
都内の実在するエリアを選定し、そのエリアにおいて新規立ち上げの婚礼施設の集客を目的とした具体的なサービスや商品、新プランを立案し、プロモーション戦略を企画。施設の集客を実現します。グループワークを通して意見を交わし、よりよいアイディアを創出します。

昼間部ブライダル科Aクラスのチームは、銀座エリアを選定し、1日1組限定の結婚式、フォーマルな雰囲気ながらにも和の温かみ、そして日比谷公園を見ることができ四季を感じることができるホテル「縁」を提案しました。競合と十分な差別化を行うために、実際に銀座にあるホテルや結婚式場の現在の位置づけを把握するためのポジショニングマップを作成し、ターゲットを設定、他社にはない商品の提案も行いました。

昼間部ブライダル科　ホテル「縁」による発表

ポジショニングマップも作成します

昼間部ブライダル科　ホテル「縁」による発表

テーマの「SDGs」についても提言します

赤坂・六本木・麻布エリアを選定したのは、夜間部ブライダル科Hクラスのチーム。価格帯が高く、大人の街という印象の地で、各施設のポジショニングマップをもとにレストランウエディングが少数である調査結果から、麻布の地に相応しく、「五感で感じる日本の四季」をコンセプトとしたレストラン「杏壽 TOKYO」を提案しました。品質やサイズ感が規格外のため売り先がなく廃棄されてしまうフラワーロスの課題に対して、WEB販売や店内の行灯への押し花などの具体的な取り組みも提言しました。