SDGs-持続可能な開発目標 プリンスホテルによる特別授業を実施
「SDGs」を耳にする機会が多くなってきました。高校生の皆さんも高校の授業の中で「SDGs」の取り組みなどについて調べたこともあるかと思います。SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。2015年に国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能なよりよい世界をめざす国際目標です。ご存じの通り、17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人取り残さないことを誓っています。環境や人権問題など社会が抱えるさまざまな課題への関心が高まる中、ホテルやブライダル業界においてもSDGsへの取り組みは不可欠なものとなっています。
近い将来、ホテルやブライダル業界での活躍をめざす学生にとって、業界が取り組む具体的な事例には興味、関心を持つことでしょう。世界における各国のSDGsにおける取り組みの現状、持続可能な観光(サステナブル・トラベル)に対する世界の人々と日本人の意識の違いの理解から、ホテルやブライダル業界に求められていることを学生自身が考えながら特別講義は行われました。
ホテルで勤務していることをイメージしながら、今、ホテル業界が取り組むべき課題は何かというテーマに対して、17のゴールを参考に学生はグループごとに話し合いました。学生からは、「1.貧困をなくそう」「2.飢餓をゼロに」「3.すべての人に健康と福祉を」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「12.つくる責任 つかう責任」などが課題として挙がり、ホテルとしてのエネルギー使用、食品ロスや食料廃棄の軽減などの具体的な課題に対する望ましい未来の姿、そしてそれを実現するための手段をグループごとに考えました。学生それぞれが自分事の課題として捉えて、グループで意見を共有し、考えた内容を発表しました。
授業の最後には、プリンスホテルが地元でも美味しいと評判の山の恵みを全国の皆さんに届けたいという思いから商品化された「オリジナルナチュラルミネラルウォーター」やペットボトルをペットボトルにリサイクルする取り組みである「ラベルレス&100%リサイクルペットボトルと『水平リサイクル』」を具体的な事例として紹介いただきました。「いずれの課題に対しても“正解”や“こうするべき”“こうであるべき”といったことはありません。自分事として課題に対して向き合い、自分事として考えることが大事です」と講師を務めた三橋さんはメッセージを送りました。
★プリンスホテルのサステナビリティアクション-持続可能な開発目標(SDGs)達成のための取り組み
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