「湯主一條」当主　一條一平氏の特別講話

コロナ禍で実施延期になっていました同窓大学を約3年ぶりに実施しました。

「JHS同窓大学」は同窓生の相互交流、相互啓発、生涯教育など、同窓生相互の絆を強く結び、学校とホスピタリティ産業の更なる発展をめざすことを目的に1996年に設立されました。

第53回JHS同窓大学・宮城は、鎌崎温泉時音の宿湯主一條で開催し、第20代目当主一條一平社長（1988年度卒業）が学長を務めました。

「湯主一條」当主　一條一平氏の特別講話

特別講話は、「湯主一條の歴史とコロナ禍における旅館事情」です。湯治場として600年の歴史がある旅館は、東北エリアの名旅館として数々の賞を受賞しており、観光業がコロナで大変厳しい中にもかかわらず、旅館経営で素晴らしい業績をあげ、社員の働き方改善や様々な取り組みを伺いました。

2日目は南三陸温泉「南三陸ホテル観洋」を訪問して、女将　阿部憲子様から特別講話を伺いました。震災による津波で10階建てのホテル旅館の２階まで海水が入り込み大変な思い経験をされましたが、震災後のホテルは社員全員が一丸となって地域の人々のために貢献されました。訪問当日は開業50周年だったそうです。おめでとうございます！