ホテル経営を模擬的に実践-2年間の総まとめとして経営シミュレーションに挑戦
ホテル科・英語専攻科2年生を対象とした、2年間の学習の総仕上げとする卒業ゼミを1月下旬から2月中旬に実施します。昼間部では「HMS(ホテル・マネジメント・シミュレーション)」、夜間部では「HOP(ホテル・オペレーションズ・プログラム)」の授業を各グループ4日間連続で行います。
これらの卒業ゼミは、架空のホテルを舞台にホテル経営を模擬的に実践し、経営者の立場で現実と同じように課題に取り組みます。2年間で学んだホテルビジネスの知識や経験を活かし、グループワークを基本とし短期集中講座の形式で行います。ホテルマネジメントの企画・立案などをプログラムに沿って指導を受けながら経営状態や意思決定を学生自らが実践します。
「HMS」は、1年間のホテル経営を4日間で疑似体験する講座です。それぞれのチームが経営するホテルの特長やコンセプトを決め、学生は社長以下、各部門の責任者一人ひとりが経営目標を達成するための意思決定を行います。ゼミ実施の4日間で1年間のホテル経営を行い、四半期ごとにその計画と実績を分析・照合しながら、経営の仕組みを理解します。学生がグループ討議をし、講師の指導を得ながら、主体的に学習することも特長の一つです。
一方、「HOP」は、「HMS」と同様にコンピューターによる学習プログラムで、ホテルの部門別計数管理を行う講座です。客室、宴会 などの各部門特有の問題解決に照準を当て、ホテル運営を学習します。受け身で学習するのではなく、自分から考え、主体的な学習を展開します。
卒業ゼミを通して、学生からは「疑似体験とはいえ、ホテルを経営することの複雑さを肌で感じました。さまざまな部門と細かなところまで繋がっているため、全体的な目標売上などを達成するためチーム全体で考えて取り組むことができました」「ゼミを通してホテルの経営に取り組むことは貴重な経験になりました」「2年生で学ぶホテルマーケティングやホテルマネジメント、ホテル会計などの学びを活かすことができる時間になりました」「初めて経営側の目線でホテルをとらえることで、より深く理解すことができました」「グループワーク形式でメンバーと協力し、達成感も大きくやりがいを感じることができました」と感想を述べていました。
なお、「HMS」と「HOP」は本校と一般財団法人日本ホテル教育センターが共同で、業界の経営者、および部門管理者を育成する目的で開発した、ゲーム的要素を取り入れたホテル経営を学ぶ独自の教育プログラムです。
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