皆さんは「旅館」と聞くと、何を想像しますか。
畳、温泉、和食、着物、布団…たくさん挙げられると思いますが、まさに日本文化を凝縮したのが、旅館です。
昔は家業として旅館が営まれていたので、家族全員で自宅にいらしたお客様をお迎えし、お食事や滞在中のお世話をしていました。
そんな、日本の「おもてなし」を体現する旅館は、一組のお客様に対する接客時間の長さや、「また泊まりに行きたい」というリピーターを生む仕組みなど、接客業の魅力が詰まった職場だと、山内様はおっしゃいます。
実際に現場であったエピソードを交えつつ、旅館に馴染みのない学生にもわかりやすくご講義くださり、授業終了後には「今まで旅館には興味がなかったけど、今回のお話を聞いて就職先のひとつとして選択肢が増えました」という声も多く聞こえました。