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ブライダル科2年間の集大成 オリジナルプランを業界関係者に発表

総合賞受賞/提案テーマ「感謝」(2D-1)発表後の挨拶

2018年度「ブライダルゼミ発表会」を2月15日(金)にリーガロイヤルホテル東京で開催しました。ブライダル科の学びの集大成として、これまで学んだことを生かした提案を業界の方に発表する会で18回目を迎えます。今年度も架空の新郎・新婦に対して結婚式を提案する形式で、昼間部ブライダル科4グループが115名の業界の方を前に発表しました。

総合賞受賞/提案テーマ「感謝」(2D-1)発表後の挨拶

今年度はブライダル科設立20周年を記念した発表会で、本校卒業生のホテルオークラ東京勤務鈴木千佳さん(2016年夜間部ブライダル科卒業/茨城県立鹿島高校出身)と昼間部ブライダル科2年生太田和真さん(正智深谷高校〔埼玉〕出身)のシャンパンサーベラージュで幕を開けました。石塚勉校長の開催の挨拶、来賓を代表してBIA公益社団法人日本ブライダル文化振興協会会長・富士屋ホテル株式会社代表取締役社長の勝俣伸様からのご挨拶、ブライダル科の学生による学校紹介・ブライダル科20年の歩みの発表に続き、本校の取り組みの一つでもあるレストランサービスのパフォーマンスを披露しました。毎年、一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会主催のHRSサービスコンクール出場を決める大会「JHS杯」を開催しています。パフォーマンスは、昨年HRSサービスコンクール・ヤングプロフェッショナル部門で優勝した卒業生鈴木千佳さん(2016年夜間部ホテル科卒業/茨城県立鹿島高校出身、同じく卒業生の菊池亜美さん(2016年夜間部ブライダル科卒業/埼玉県立松伏高校出身)、そして昼間部ブライダル科1年生小林美月さん(千葉敬愛高校〔千葉〕出身)で披露されました。

ブライダルゼミ発表会前半の締めくくりとして、夜間部ブライダル科2年生による産学連携の授業「卒業式袴展示会」活動報告が行われました。協賛企業である衣裳系企業の株式会社マイム、株式会社曽我の2社と連携し、学生主体で和装(袴)の展示会を学内で行う2016年度から続けている産学連携の取り組みです。グループごとの目標設定や販売促進・宣伝活動とともに実際の接客の様子を実演するとともに、売り上げ状況などの結果報告を行いました。

学校の取り組み/HRSサービスコンクール・パフォーマンス披露 学校の取り組み/HRSサービスコンクール・パフォーマンス披露
パフォーマンス披露/HRSサービスコンクール・ヤングプロフェッショナル部門で優勝した卒業生鈴木千佳さん パフォーマンス披露/HRSサービスコンクール・ヤングプロフェッショナル部門で優勝した卒業生鈴木千佳さん
パフォーマンス披露/卒業生の菊池亜美さん パフォーマンス披露/卒業生の菊池亜美さん
パフォーマンス披露/在校生昼間部ブライダル科1年生小林美月さん パフォーマンス披露/在校生昼間部ブライダル科1年生小林美月さん
夜間部ブライダル科2年生 袴展示会報告 夜間部ブライダル科2年生 袴展示会報告
夜間部ブライダル科2年生 袴展示会の様子を実演を踏まえて発表 夜間部ブライダル科2年生 袴展示会の様子を実演を踏まえて発表

発表会の後半は、昼間部ブライダル科4グループによるオリジナルプランの発表を行いました。今年度は学生がフリープランナーで、お客様が「結婚式は挙げずフォト婚だけで良いと思う新郎と、ケーキ入刀、花束贈呈など自身が目立つことをしたくない新婦。お互いにカメラという共通の趣味を持ち、ありきたりな結婚式ではなく、開放的な庭を使って演出するなどインスタ映えする結婚式をしたいと願う新郎新婦」という設定。企業としての売り上げや考えられるリスクを考慮してお客様に現実的な結婚式を提案するという課題に対してグループごとに実演を踏まえて発表しました。学生はお客様の設定でもある新郎新婦が「望むこと」「望まないこと」、お互いが同じ「カメラ」という同じ趣味という共通点を持つこと、そしてそれぞれの家庭環境といった情報をもとに、これまでの決まったカタチにとらわれることなく、お客様である新郎新婦お二人のための結婚式のあり方を考え、考えられるリスクに対する対策も検討し、それぞれのグループが個性的な内容にまとまっていました。

総合賞を獲得したグループは「感謝」というテーマのもと、人前式と披露宴を融合した形を提案。提供する料理の中でも華やかなデザートは参列するゲストが驚き楽しめる演出としてテーブル全体が1枚の皿になる「テーブルアート」を提案しました。発表の中で、原宿にあるイタリアンレストラン「ソロモンズ(Solomons)」様の協力を得て、映像を通してテーブルアートを紹介しました。その他、「家族の輪」「三想五感」「繋がる縁(わ)~ファインダー越しの私とあなたの世界」というテーマで、それぞれのグループが独自の考えのもとオリジナルプランを提案しました。

参加された企業の方からは「とても素晴らしい発表で甲乙つけられません。皆さんの成長に驚き心から拍手を送りたいと思います」「全ての提案内容が実現可能なものばかりでした」「袴展示会の報告は、限られた時間の中でPDCA(計画・実行・評価・改善)を基本にした発表でした」「総合賞受賞の『感謝』は印象的な演出とともに、セレモニーの内容に感謝の意味がしっかりと考えられていました」など多くの反響を頂きました。

ブライダルゼミ発表会は、ブライダルコーディネートの授業内で1年時のブライダル関連授業で学習した内容を基本にプランを考えます。講師の指導を得ながら、学生自らが考え主体的に取り組む中で学習が展開します。後期から開始するブライダルコーディネート。発表会当日を迎えるまでに発表内容の変更があったり、グループ内で意見がなかなかかみ合わない場面があったりと一丸となって準備をしてきました。発表を終えた学生の中には、総合賞を受賞して喜びに溢れて讃えあう学生、総合賞などの受賞がならず涙する学生などさまざまでしたが、今回参加した昼間部・夜間部ブライダル科2年生総勢117名全員が大きな達成感を感じている姿は大変印象的でした。

ブライダルゼミ発表会準備期間レポートはこちら
サービスの最高峰「ホテルのサービス」とブライダルの専門を学ぶ、日本ホテルスクールのブライダル科「ホテルがつくった学校のブライダル科」

「家族の輪」(2A-1) 輪を表現して発表をスタート 「家族の輪」(2A-1) 輪を表現して発表をスタート
人と人の繋がりを表現した「リアンリースセレモニー」を実演を交えて提案 人と人の繋がりを表現した「リアンリースセレモニー」を実演を交えて提案
「繋がる縁(わ)~ファインダー越しの私とあなたの世界」(2A-2) 「繋がる縁(わ)~ファインダー越しの私とあなたの世界」(2A-2)
「繋がる(わ)」/写真で繋がる光の縁(わ)・ライトを点灯してゲストの視線をそらす工夫も 「繋がる(わ)」/写真で繋がる光の縁(わ)・ライトを点灯してゲストの視線をそらす工夫も
「感謝」(2D-1)/人前式と披露宴を融合 「感謝」(2D-1)/人前式と披露宴を融合
「感謝」/ゲストが楽しめる演出「テーブルアート」・イタリアンレストラン「ソロモンズ(Solomons)」様の協力を得て紹介 「感謝」/ゲストが楽しめる演出「テーブルアート」・イタリアンレストラン「ソロモンズ(Solomons)」様の協力を得て紹介
「三想五感」(2D-2)/新たらしい形として、3部制にした結婚式を提案 「三想五感」(2D-2)/新たらしい形として、3部制にした結婚式を提案
「三想五感」/土曜日・日曜日ではなく、平日に実施する結婚式も提案しました 「三想五感」/土曜日・日曜日ではなく、平日に実施する結婚式も提案しました
来賓を代表してBIA公益社団法人日本ブライダル文化振興協会会長・富士屋ホテル株式会社代表取締役社長の勝俣伸様からのご挨拶 来賓を代表してBIA公益社団法人日本ブライダル文化振興協会会長・富士屋ホテル株式会社代表取締役社長の勝俣伸様からのご挨拶
ブライダルゼミ発表会の総評 BAI公益社団法人日本ブライダル文化振興協会 専務理事 野田兼義様 ブライダルゼミ発表会の総評 BAI公益社団法人日本ブライダル文化振興協会 専務理事 野田兼義様
挨拶・石塚勉校長 ブライダル科設立20年を迎え、関係者の皆様に御礼を伝える 挨拶・石塚勉校長 ブライダル科設立20年を迎え、関係者の皆様に御礼を伝える
謝辞/ブライダルゼミ発表会運営委員 昼間部ブライダル科2年生 坂桃佳さん(川越市立川越高校〔埼玉〕出身) 謝辞/ブライダルゼミ発表会運営委員 昼間部ブライダル科2年生 坂桃佳さん(川越市立川越高校〔埼玉〕出身)
閉会/昼間部・夜間部のブライダル科2年生による挨拶 閉会/昼間部・夜間部のブライダル科2年生による挨拶

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