ブライダル科2年生 ブライダルゼミ発表会を実施
ブライダル科2年生によるブライダルゼミ発表会を2月17日(金)にリーガロイヤルホテル東京にて実施しました。第17回を重ねる今年は、昼間部と夜間部合同134名での発表となり、今まで学んできたことを生かした提案を、招待した約80名の業界人の前で披露しました。本年度の課題は「結婚式に魅力を感じていない新郎と、お腹に6か月の赤ちゃんがいる新婦への結婚式の提案」で、学生達はフリープランナーという設定。来場した二人に会社として売上も考慮した現実的な結婚式を提案することです。
「授かった子と一緒にお祝いが出来る温かい結婚式をしたい。結婚式の準備はしっかりしたい。地方性、風習を取り入れた結婚式をしたい反面、みな同じような結婚式には魅力を感じなく、新郎としては結婚式を挙げたくない。 熊本を愛す父(酒蔵経営)は、地元で結婚式をやって欲しい」などの希望設定のもと、学生達は新婦の体調を考え、赤ちゃんの行動特性を研究し、新郎の気持ちを考慮し、遠く離れたお父様の想いを組み入れた提案を3か月かけて検討しました。各チーム、全く異なる個性ある発表になりました。
総合賞を獲得したチームは「流れも内容も異なるのに、なんでみな結婚式は同じように感じ、魅力を感じないのか」という点に着目し、現在の結婚式に対して問題を提起。ゲストと新郎新婦の「つながり」をもっと深め、ゲスト全員が心から祝福してくれる「プロフィールウエディング」として、おふたりの背景を列席者の記憶に残す結婚式を提案しました。
参加された企業の方からは「結婚式は形式でなく、心が作るもの。発表を聞いて全く同意見で嬉しくなりました」という着眼点に関するお言葉や、「お子様カメラマンという発想は、残念だが業界人には思いつかない発想だ。是非やってみたい」「つながり手帳はすばらしい。ある会社とタイアップして早速商品化を試みてみる」など多くの反響を頂きました。
この授業は、「大人数のグループで、協力をして一つのものを作り上げること」を趣旨として9月からスタート。様々な意見が飛び交うグループ内では、何度も方向性を修正し、断念をし、また違う意見を集め・・・という行程に、様々な感情を浮かばせながらもこの日まで一丸となって準備して参りました。発表を終えた学生の涙の裏には、ここまでみんなで困難を乗り越えてきた、大きな達成感でいっぱいであったと思います。グループの中での協力の仕方とは、企画とは、物事を伝える力とは、そんなことを今回体感し、社会に出て役立てて欲しいと思います。
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