様々な方々に向き合うマインドとアクション ユニバーサルマナー検定を受験
昼間部・夜間部1年生の学生を対象としたユニバーサルマナー検定3級の取得講座を2016年6月から7月にかけ実施し、任意受験者を含み総勢446名が取得しました。
ユニバーサルマナー検定は高齢者や障害者への基本的な向き合い方やお声がけ方法を学ぶ導入のための講座です。「多様な方々に向き合い、声をかけられる人になる」を趣旨に取得講座は障害のある当事者講師の方が講義を行い、後半に講義を振り返るグループワークで理解を深めます。
講義は、ユニバーサルマナー検定を主催する一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会講師、ユニバーサルマナーの普及に務める株式会社ミライロ講師の岸田ひろ実様が行いました。サポートする側、サポートされる側という双方の目線で「ユニバーサルマナーの必要性」「高齢者や障害者への向き合い方」「今、私たちに求められること」「人と人の違いを知ること」などの基本的な内容に加えて、「人と人の違いとは何か」をテーマに、多様な方々の心理状況を考える演習も行いました。
便利な環境になった昨今、高齢者や体が不自由な方が外出する機会が増えました。ホテルやブライダル業界での活躍をめざす学生にとって、活躍の場所であるホテル、結婚式場、レストランなどでも「多様な方々に向き合い、声をかけられる人になる」機会は多いことでしょう。多様性と向き合うために、私たちに求められるのは「さりげない配慮」や「過剰にならいないために選択肢の提供や声がけ」。岸田様の具体的な体験談を踏まえ、自身にできることがあるのかを聞くことが求められています。
講座を受講した学生からは「今まで不安があって手助けできなかった方への話し方を学ぶことができた」「実際にその立場にある方から教えてもらったので、より理解が深まった」「対応が必要な場合、ご本人の『できる』・『できない』ではなく、自分に何ができるのか、『私にお手伝い出来ることはありますか?』という魔法のフレーズを意識したい」などの感想を聞くことができました。
ユニバーサルマナー検定は、全国で15,000人以上が受講しています。2016年度より本校の学生は全員が3級を取得し、検定試験料は学費に含まれています。
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