「英語を使って仕事がしたい。」「人と接するのが好きだ。」「いずれ海外で働きたい。」と考える皆さんへ、ホテルの仕事は英語を生かせる仕事です。
ホテルの仕事は英語を沢山使うというのは本当ですか?
はい。英語を使う機会は沢山あります。
2019年、訪日外国人旅行者数は3188万人と過去最高を記録しました。
残念ながら、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2021年には25万人にまで減少しましたが、2022年には383万人、2023年は1月だけで149万人と回復の兆しを見せています。
浅草や渋谷など、人気の観光スポットで見かける外国人観光客の数もぐっと多くなったように感じます。
来日するお客様はアジア圏からが多数を占めますが、多くの方がスタッフに向かって英語で話しかけてきます。英語での表記は事実上の国際標準です。皆さんも海外へ行ったときに先ず英語を使うのではないでしょうか。
また、海外のホテルで働くチャンスを得るならば、(現地の言葉が話せるのでなければ)アジアでもヨーロッパでも英語は必須となります。
ホテルで働くには英語のほかに何が必要ですか?
英語が話せれば、それをホテルで生かす機会は沢山あります。接客の可能性も際限無く広がるでしょう。ただこれは、英語から見た言い方です。ホテルの仕事は英語が出来るだけでは十分ではないのです。
ホテルの仕事とは、話す相手に合わせた、適切な対応が求められるものなのです。
ですから英語を使ってホテルで活躍したい方には、もう一つ「人と接するのが好き」という資質が求められます。
中山 万作 先生
高校はニュージーランド、大学は米国で学ぶ。その後、国内外の外資系ホテルで宿泊関連の仕事に従事。10年におよぶ海外生活や国際派ホテリエとしての経験などで存在感を示す。
国際派ホテルマンとは、英語で会話が出来れば良いだけでなく、ホテルにいらっしゃる多種多様な国籍、人種、文化的背景を理解した上で、適切な対応ができなければ務まらないのです。
外資系ホテルで活躍するホテルマンは「その多様性への対応こそが、一番難しく、しかし、一番やりがいのある部分」と語ります。
世界でも評価の高い日本のおもてなし。
最高峰のサービス力と英会話力を生かせば、色々な国の方と交流することもできます。
自分の価値観を変化させ、多様性を受け入れ、国際性を高めていく事こそが英語を生かしたホテルの仕事の醍醐味です。
井上 浩 先生
イギリスの大学で、観光マネジメントを学び、観光系マーケティング、企業論の講師を経て海外ウエディング及びリゾートホテル商品造成に携わる。観光関連産業や新しい観光ビジネスについて解説する。
外資系ホテルなどで働くためには海外経験が必要ですか?
海外経験はあるに越したことはないです。
但し、留学となればもちろんお金もかかることですから簡単ではありません。
留学経験/海外経験=語学学習ではありません。語学のみならず、文化の違い、考え方の違いを、身をもって知ることです。それがその後の人生に大きく影響を与えることも多いのです。
ホテルスクールの卒業生は海外留学していなくても外資系ホテルで働いている人は大勢います。語学について言えば、日本に居ても努力をすればきちんと英語を話せるようになるようになりますが、チャンスがあるのであれば、学生のうちに留学へ行くことはオススメです。
さて、いかがでしたでしょうか。「国際×英語×ホテル」は非常に相性が良い単語の組み合わせです。ホテルという舞台で英語を生かして色々な国のお客様と接することは、とてもエキサイティングな仕事です。
専門学校日本ホテルスクールの常勤の先生は、半数以上が海外で生活したり、仕事をしていた経験のある先生です。その先生たちから色々話を聞くだけでも情報が得られると思いますよ。
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