今年4月からフィリピンのリゾート地・セブ島にあるシャングリ・ラ マクタンリゾート&スパで研修に励む篠田さん、原さん、山越さんから現地の報告が届きました。
現在、エスコート時やチェックイン時にゲストとのコミュニケーションをできるだけ多くとるようにしています。シニアスタッフを見ていると、チェックインの際にスモールトークをし、ゲストの好みを聞いて、お部屋のアップグレードをしていたり、レストランの予約を取ったりしているので、私もできることはしていきたいと思います。
7月の初めに、緊急で日本人ゲストと病院に行きました。ゲストは6週間の妊婦さんで出血があり、赤ちゃんが無事かどうかの検査のため約6時間、私も付きっきりで通訳をしました。医療用語だったり、ゲストの体調を伺ったり、6時間仕事とはまた違った緊張がありました。医療用語が難しくても間違ったことは伝えられないので、何回もドクターに確認して検査を進めていきました。最終検査で、赤ちゃんが無事とわかり、私も安心しました。日本人スタッフがいてくれてよかった、助かりましたと最後に言ってくださり、日本人スタッフとして働いていてよかったと思いました。(山越さん/昼間部英語専攻科卒業/東京成徳大学深谷高校〔埼玉〕出身)
ロビーでのチェックインはもちろん、VIPゲストをお部屋までエスコートし、お部屋の中でチェックインをすることも増えました。日本人のお客様から聞かれる質問はだいたい決まっていますし、日本語で会話をするので気持ちも楽ですが、外国人のお客様からは難しい質問や要望を言われることが多いです。英語で失礼のないように注意してお応えしなければいけないので苦労しています。それでも、4月にこちらへ来た時よりもだいぶお客様と話すときに自信を持って会話ができているという実感はあります。あと3か月でできる限りいろいろなことに挑戦したいです。
お休みの日には、セブシティの方にある新しいモールに行き、映画を観たりショッピングをしたりするのが最近の楽しみです。一人で映画を観たことは今までなかったのですが、映画館は空いていますし、300ペソ(日本円で700円くらい)ととても安いので、毎週のように通っています。(篠田さん/昼間部英語専攻科卒業/日本大学第二高校〔東京〕・東京ダンス&アクターズ専門学校出身)
VIPゲストへのウェルカムレター作り、その日の誕生日のお客様に送るメール作成、arrival, departure情報を印刷など様々なことをやっています。先日、鼻血が4時間止まらなくて病院に緊急搬送されたお客様を対応しました。救急車の中でも血が止まらなく、僕も横にいることしか出来なくて本当に怖かったです。お連れ様も後に到着され、通訳や保険等の話を伺いました。搬送されたお客様は、病院で2泊しなければならないのでホテルでの延泊の手続き、保険会社に保険を適用させるための手順を確認、旅行会社に連絡して飛行機のキャンセル、またリブック等も行いました。通常、旅行会社が手順を進めるらしいですが、その場合電話のみの対応となり結局お客様自身で手続きしなければならないので、マネージャーにも確認しました。通訳も大事ですが、それ以上にお客様が安心できるような会話が求められると思います。最終的には、ご本人様も体調を戻されて無事に日本に帰国されたので本当に良かったです。(原雅貴さん/昼間部英語専攻科卒業/長野県赤穂高校出身)
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