今年4月からマレーシアのリゾート地・コタキナバルにあるシャングリ・ラ ラサリアリゾート&スパで研修に励む宮澤彩さん(昼間部英語専攻科卒業/東京都立国際高校出身)、倉橋明日香さん(夜間部ホテル科卒業/神奈川県立厚木北高校出身)から現地の報告が届きました。
ラサリアに来てから1か月が経ち、研修期間を経てゲストリレーション正式に配属されました。私達の主な仕事は、VIPのチェックイン、レター作成、メールの返信、そしてホテルに滞在している全ての日本人ゲストのケアです。日本人のチェックインは全て私たちが行い、ディナーやアクティビティーのオファー、何か不便なことがないかなど、少しでも快適に過ごして頂けるように、毎日コンタクトを取っています。中にはゆっくり過ごしたいゲストもいるので、どのくらいの頻度で接すればいいのかも考えています。(倉橋さん)
この仕事をする上で一番やりがいを感じる事は、ゲストの声を直接聞けることです。先日は、チェックアウトの時にお見送りをしたら、「とても気持ち良く過ごせた、このホテルも気に入ったから、また絶対に来るわ。ありがとうね。」と、お褒めの言葉を頂きました。自身のことを褒められるのはもちろん嬉しいですが、ホテルを気に入って、また来たいと思っていただけることが何よりも幸せに感じます。今は落ち着いていますが、夏休みからまた忙しくなるので、今からしっかりと準備して、万全の態勢でゲストをお迎えしたいと思います。(倉橋さん)
研修先では日本人コーディネーターとして働いています。日本人コーディネーターとしての主な仕事は、日本人のお客様の滞在のサポート、ホテルについての問い合わせの対応、日本語でのコメントの翻訳です。ラサリアでは日本からのお客様があまり多くありません。そのためお客様の滞在中はなるべく毎日コンタクトをとるようにしています。そしてレストランやアクティビティーの予約、コンプレの対応などをしています。日本人コーディネーターとしての仕事の他にも、私たちはゲストリレーションズに属しているため、そちらの仕事もしています。内容としては、お客様のチェックインやリゾート内や町の案内、VIPゲストのチェックインの準備などです。(宮澤さん)
ラサリアの職場環境は日本よりも和やかだと思います。勤務中でも、暇になるとギターを弾いたり歌いだしたりするスタッフが何人もいて、楽しいです。また、ラサリアではVIPやロングステイのお客様が帰るときに、オリジナルの歌をスタッフで歌うこともあります。中には感動して泣いてしまうお客様もいて、リゾートホテルならではの温かい雰囲気を私はとても気に入っています。(宮澤さん)
マレーシアはイスラム教の人が多い為、それを感じる場面が数多くあります。例えば、空港からホテルまでの道のりでモスクを見られたり、豚肉を使った料理がなかったりなどです。日本ホテルスクールの授業で宗教や文化の違いを習い、知識はありましたが、実際に身近で見てみるとなんだか不思議な気持ちになります。研修中に休日を使って、町にあるモスクに行こうかな、と考えています。(宮澤さん)
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