皆さん、こんにちは。
いつの間にか猛暑も終わり秋風涼しい時期となりました。

今回ご紹介する1冊は、タイトルがすごい！のですが、気負わずにちょっとパラパラとページをめくって世界の点在するとにかく“すごい！ホテル”の存在を知ることができます。

この本の構成として、「ロケーション」「歴史」「絶景」「自然」「デザイン」「エコ」の６つの視点から凄い！ホテルを南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア（日本を除く）、オセアニアの5つの地域に分けてフォトジェニックな写真でガイドブックのテイストでまとめています。

どのページから見始めてもOK！

こんな場所に何故ホテルが？
教科書にも載っていないかった世界最古のホテルとは？
こんな光景がこのホテルから見える？
ホテル全体がエコを意識している離島リゾートとは？

・・・このような見出しだけでもあなたの興味をそそりませんか？

長いコロナ禍を経て、私たちはともすると外の世界への興味関心が少し薄れてしまった感がありますが、確実に世界のホテルは進歩し続けていたことは間違いないようです。

一方国内でも次々と新たなホテルブランドが誕生していますが、では日本には「すごい！ホテル」がどれだけあるのか？

そういう視点で「知らない」を「知る」に変える努力をしてみることが大切です。

また、皆さん方には、この本で紹介する世界のホテルの中でぜひ働いてみたいと思えるようなホテルを探してみて欲しいと私は考えます。

このような捉え方で働く場所を考えることはないなという批判的な声もあるかもしれませんが、絶景が見られるホテルや世界最古のホテルで働くホテリエなんて素敵ではありませんか？

また、日本（人）的な発想から脱したホテルの在り方そのものにも目を向けることで、日本にはまだ存在しないけど、世界中から人が集まるような宿泊施設や価値のあるサービスのアイディアが浮かんでくるかもしれません。

この本はガイドブックですが、海外旅行をしたい人が見る本でもあり、将来の自分の居場所・働く場所を思い描くきっかけをつくってくれる本でもあるかもしれません。

秋の夜長は本を読むだけではなく、自分の進むべき道や生き方を考える時間としても貴重ですよ。

ただし、夜更かしにはご注意くださいね。

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