副校長 武内 悟 先生のおススメ本
「2040年の未来予測」
成毛 眞(著) 日経BP
皆さんこんにちは。
秋の風が心地よい9月、私からの「おススメ書籍」の第5弾をお届けします。
“読書の秋”ということで今回は少し皆さんのこの先の将来展望に関わる1冊をご紹介します。
『2040年の未来予測』
題名からしてこの先の将来展望について書かれていることは察しが付くところでしょう。
さらにこの本は、4つの大きなチャプター(章)で構成されているのですが、目次で全体を見渡してもらうとショッキングな文言がいくつも目に飛び込んでくるかもしれません。
Chapter #1 テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする
・コンビニやスーパーは無人店舗になる
・世界で注目されるネクストのエネルギーは核融合
Chapter #2 あなたの不幸に直結する未来の経済 -年金、税金、医療費
・すべての問題は高齢者が増えること
・預貯金はもう意味がない
Chapter #3 衣・食・住を考えながら、未来を予測する力をつける
・遺伝子編集した魚を食べないともうもたない
・日本では学歴は意味がなくなる
Chapter #4 天災は必ず起こる
・天災に関しては、自分できちんと判断するしかない
・「水」最も希少な資源になる
“ちょっと難しそうな内容は・・・・”などと言っている場合ではありません。
これらのことは避けられない「現実問題」として受け止める必要があり、一人ひとりの認識が社会全体に広がったときに、多くの知恵や工夫によって最悪の事態を回避することが出来るかもしれないのです。
ただでさえこの2年間の月日は「新型コロナウィルス感染症」の世界規模の蔓延で甚大な数の尊い命が失われ、今なお多くの苦しみに耐え忍ぶ人たちがいます。
「緊急事態宣言」、「医療崩壊」などの言葉はけっしてニュースの中だけでなく、私たちが直面している「リアル」です。
だからこそ、この先の展望について自分なりに調べて、考えて、行動してみるという実践力を身に付けることが非常に重要になってきます。
私たちが先行きに対して「不安」を覚えるのは、「見えない」「知らない」という状態がゆえに思考が止まることから起こるようです。
だとするならば、その不安を解消するためには知らないことを知る努力をすることで「見える化」すれば完全に消せないものの自分で制御できるくらいにできるはずです。
さぁ、「Let‘s survive!(レッツ・サバイブ)」
=BACK NUMBER=
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