調査する企業が決まりました！

2020年11月2日より、昼間部1年生の第2回目となる実習に代わる、実習代替講座が開始しました。学生が就職活動を控える中、企業の知識や現場経験を深められるよう、より実践的な授業を実施しています。主な授業内容を3つ、それぞれご紹介します。

①学校内での講義・グループワーク（ホテル科・英語専攻科）
企業実際の仕事の知識を深め、クラス内を3～4名のグループに分け、決められたカテゴリ内で調査したいホテル・旅館を1つ選択し発表します。その後、調査先のホテル・旅館でゲストリレーションの業務に携わる想定で、インフォメーションブックを作成するべく、さらに深く調査します。また、グループワークの授業間では、コンシェルジュやレストランサービスとして実際の現場で活躍されている卒業生をお招きし、講義をしていただきます。また、授業後半では、英語でのレストランサービス演習授業も組み込まれ、外国人向けの接客技術も学んでいきます。

調査する企業が決まりました！

①学校内での講義・グループワーク（ブライダル科）
ゲストハウス・ホテルでウェディングプランナーを経験した教員が、新規接客で新郎新婦に結婚式のご提案ができるようになることを目的に、授業を展開します。学習方法は、座学による接客理論と、実践のロールプレイングを通じて学習します。初回の授業では、ブライダル企業であるNew Value Frontier様をお招きし、婚礼施設における新規接客の重要性や、ウエディングプランナーの新規接客に必要な要素を、実際に業界で活躍されている方に講義をしていただきました。学生たちは自身の目指す業界で活躍される方の生身のお話に、真剣なまなざしで講義を受けていました。今後は、新規接客における要望のヒヤリングやご提案を、ロールプレイングを通じて身に付けていきます。

グループワークに取り組む学生たち

将来の活躍を胸に真剣に授業を聞いている学生たち

ウエディングプランナーとして活躍された方の生の声を聞けました

②ホテルメトロポリタンでの宴会業務演習授業（全科共通）
実際のシティホテルであるホテルメトロポリタンの宴会場をお借りし、8週間ある実習代替講座期間の内、週に1回、1日180分の実技演習授業を行います。初回の授業は11月2日に行われ、企業の方からのご挨拶や演習授業に対する心構え、ホテルマンに相応しい身だしなみや宴会業務の概要の講義を受けました。実習に代わる講座ということもあり、あいさつや返事、時間管理など厳しい指摘を受け、宴会業務では些細なケアレスミスも許されないことを胸に、学生たちは緊張感を持ち授業に臨みました。その後、グラス磨き、フォークやナイフなどのシルバー磨き、ナフキン折り、宴会場のレイアウト作成の4グループに分かれて、実技の授業が行われました。実際に体を動かす授業に学生たちは生き生きとしていて、ホテルで使用している什器や備品に目を輝かせていました。今後は、様々ある宴会場のレイアウト作成や必要な備品の取り扱い、宴会場におけるサービス実演など、多岐にわたる内容で演習授業を実施します。

③富士ビューホテルで2泊3日の宿泊を伴った研修（全科共通）
12月16日から18日にかけて、山梨県河口湖にある富士ビューホテルを借り切り、施設全体を利用して演習授業をします。それぞれ宿泊部門研修（ベルサービス、フロント業務、ハウスキーピングなど）、料飲部門研修（レストランサービス、宴会サービスなど）をホテルスタッフの皆様にご指導いただき、ディナーでは学生同士でサービスしあうなど、自身が接客をすることで実習に即した内容となる演習授業を実施します。宿泊を伴うことで研修に集中できる環境を整え、実際のホテルの施設や備品を使用し、ホテルで働くことを3日間かけ経験してもらいます。