国際女将会「世界のホスピタリティ体験ツアー4:トルコ・ギリシャ」を実施
日本旅館国際女将会(会長=長坂正恵)は、一般財団法人日本ホテル教育センター(理事長=石塚勉)支援の下、5泊7日の日程で第4回目の世界のホスピタリテイ体験シリーズ:トルコ・ギリシャ研修旅行を2014年9月5日(金)~11日(木)に実施し12名が参加しました。
今回は、トルコ(イスタンブール、イズミール、エフェス、チェシュメ)、ギリシャ(ヒオス島)を訪問。エフェスでは、エフェス遺跡、聖母マリアの家など、ヒオス島(ギリシャ)では、ネア・モニ修道院、中世の市街メスタ村など、イズミールでは、古代アゴラ博物館、コナック広場、カデフィカレ要塞など、イスタンブールでは、ボスポラス海峡クルージングを始め、ブルーモスク、トプカプ宮殿、アヤソフィア博物館、グランバザールなどを視察訪問しました。これら通常の観光ルートに加え、日本旅館及び女将の存在を印象付けるため、現地観光関係者との交流を3回行いました。
その1~トルコ、セルチュク市での松の木12本植樹
「エフェスの遺跡」や「聖母マリアの家」の観光に際して拠点となるセルチュクで、同市文化・社会部のオズギュル・カラアリオゥルヤヴズ部長、ギュルバハル・カチマズ副部長及び職員の参列の下、国立公園の中央部に、日本とトルコ友好の証として12本の松の木を植樹しました。
その2~ギリシャ、ヒオス島でのマスティック・ツリーの植樹
ヒオス島は、ネア・モニ修道院、中世時代の街並み、自然環境や歴史的遺産などで観光客の多くを集めています。今回の植樹は、エコツーリズムを推進しているメスタ村で実施、友好を記念して「マスティック・ツリー」をヒオス市のディミトリ・カラリ副市長ご夫妻、同市広報・観光部のレナ・パゴウディ部長、そしてエコツーリズム推進者の第一人者ヴァシリス・バラス氏の指導の下で植樹しました。
その3~イスタンブール、トルコ旅行業協会表敬訪問
イスタンブールのトルコ旅行業協会を表敬訪問、チェティン・ギュルジュン事務局長、同協会ダヴァウト・グナイディン理事(=チグリス・グループ会長)、ギュルベルク・アシュヤパル広報担当に面会、日本からの手土産を渡して意見交換を行い、来日を促進、日本旅館を紹介しました。
さらに、「モスレム・ツーリズム」がクローズアップされつつある昨今、世界文化遺産でもあるトルコ料理、地中海料理を現地で食し、イスラム圏の食習慣「ハラール」を学びました。
今後も「世界のホスピタリティ体験シリーズ」では、世界各地から日本を訪れる旅館滞在客の背景を知り、様々な異文化、風俗習慣等を実体験することで、これまでの日本の伝統的な「おもてなし」にさらに磨きをかけ、グローバルな時代に対応するため、諸外国を訪問していく予定です。
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