第9回全日本最優秀ソムリエコンクール第2位
第5回A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール日本代表選出
森本美雪さん(2007年卒:コンラッド東京勤務)おめでとうございます!
2020年8月3日、4日に渡って開催された大会で見事な成績を収めた森本さん、出場者120名の精鋭の中から、女性初の快挙となりました。3年に一度しか実施されない大会に今回で3回目の出場(5位、4位、2位)で、6年前の大会から3回連続素晴らしい結果を出してきました。コンクールに対する思い、ソムリエという職業について、これからソムリエを目指す多くの後輩に対してメッセージをいただきました。
今回のインタビューでは、同大会に出場しセミファイナルまで進んだ同期の長谷川大地さん(2007年卒:マンダリンオリエンタル東京勤務)と一緒に思いを語ってくれました。
このコンクールは3年に一度と期間が長いです。6年前は初出場で無我夢中、3年前の前回大会が一番優勝したいという気持ちが強かったです。4位という結果に大会後に正直落ち込みましたし、立ち直るのに少し時間がかかりましたが、その後のポルトガルワインコンクールの大会で優勝ができ気持ちが吹っ切れました。そのあと、日本で知識やサービスは学べるけれども自分を見つめなおす時間が必要と感じ、オーストラリア、ニュージーランドのホテルとレストランで各1年働く経験を積みました。渡航への足掛かりを整えてくれた上司、会社にも感謝です。この経験は自分自身の成長に大きなことでした。日本とのサービススタイルの違い、お客様との接客スタイル、英語でのコミュニケーションの重要性などたくさん学ぶことができました。帰国して大会まで約1年間、新たな気持ちでコンクールに臨むことができ、今回このような賞をいただくことができました。Bestでは無いですがGoodな結果を残すことができ嬉しく思います。
コンラッド東京は鉄板焼きのシェフ、寿司の大将などキッチンの方もソムリエの資格を持っており、一緒に料理やワインの相性なども検討できる励める環境です。
後輩へのアドバイス
サービスがしたいという気持ちが根底にないとだめです。ソムリエはサービスマンのカテゴリーのひとつなので、レストランに配属されたらまず目の前にある仕事をしっかりとやることが大切です。レストランで働き始めると「料理運び」や「洗い場」「グラス磨き」など直接お客様に接する事が無いことをする事がありますが、どんな仕事にもあらゆる意味がある事を忘れずに、コツコツとサービスマンの基礎を3年は積んでください。
長谷川さんからも自分が本当に好きな道なら追及できます。いやいややることでなければ頑張れます。例えば、最新のワインに関する情報は英語で書かれているので醸造や専門用語などは勉強しやすいはずです。そして、5年度、10年後に自分自身がどうありたいか。
3年ぐらいは集中してがんばれるはずですとエールをいただきました。
森本さん、長谷川さんは同級生、働く場所は違ってもお互い切磋琢磨してきた関係であり転職のきっかけ、コンクールに出場するきっかけを長谷川さんが後押ししてくれたそうです。これからもソムリエとしてホテル業界、飲食業界に貢献してくれることを願っています。
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