スイス・グリオン大学に編入した卒業生が来校
本校の海外大学編入制度を利用して、スイスのグリオン大学に編入学した長久華織さん(2014年3月昼間部英語専攻科卒業/愛知県立瑞陵高校出身)が、インターンシップを終え日本に一時帰国し、学校に挨拶に来てくれました。
専門学校日本ホテルスクール在学中に、学校の海外留学制度を利用してカナダに1年間留学した経験を持つ長久さん。留学から戻ってきた後も「もっと学びたい。海外の大学に行きたい」という気持ちが募り、卒業後の留学(海外大学編入)を決めました。
スイスのグリオン大学は本校と提携しており、ホテルマネジメントを専門的に学べる大学です。長久さんは、日本ホテルスクールを卒業後してから、2014年8月から編入しホテルマネジメントを学び始めました。編入後すぐに"新規ホテルを建てる"というテーマをもとにしたプロジェクトに携わります。先生が選んだ海外の学生5~7名でグループを組み半年の時間をかけてそのプロジェクトを達成することを目標としています。
並行して、「F&B management」(料飲系)、「Entrepreneurial Management」(起業家、マーケティング手法や企業戦略の理論)、「Management Finance」(会計系)、「Room Revenue Management」(レベニューマネジメント)の4種の授業、そして一般教養を学びます。これらを学びながら、得た知識をプロジェクトに活かしているそうです。
プロジェクトを終え、2015年1月より約半年間はインターンシップを経験します。インターンシップ先は世界中のホテルが対象で学生自身で選びます。大学内にあるインターンシップオフィスに候補となるインターンシップ先もありますが、自身でホームページを確認し、ホテルにインターンシップの受け入れをお願いすることもあるそうです。
長久さんは、グリオン大学の先輩がインターンシップを経験したこともあるオーストラリア・シドニーのThe Westin Sydney(ザ ウエスティン シドニー)の財務を担当する部署でインターンシップを経験しました。日本ホテルスクール在籍のときからホテルの会計に興味があり、会社を理解する上でも財務部門を勉強することは大事だと感じていたそうです。
「インターンシップは受け身の姿勢ではなく積極的な姿勢が大事だと思います。自分自身がやってみたい、知りたいとおもうことがあれば、まずは聞いてみる。そうすると現場の方々は、受け入れてくれることがほとんど。そうすることで理解が深まります。オーストラリアでのインターンシップは、ホテル経営の細部までを知ることができました」と振り返り、多くのことを学ぶことができていることに充実している様子が伺えました。
今後は、グリオン大学に戻って、ホテルの財務管理、不動産ファイナンスやコーポレートファイナンスなど投資家との折衝に必要な知識を中心に自身の専門として学びます。「大学卒業後の具体的な進路は、これから考えます。海外での活躍、日本での活躍と、いろいろな選択肢があると思いますが、まずは、自身の専門分野を深く学んでいきたいと思っています」と抱負を語ってくれました。
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