南アフリカの執事学校を卒業し、公認バトラーの資格を取得した卒業生が来校
南アフリカの執事学校を卒業し、公認バトラーの資格を取得した卒業生の髙島まりやさん(夜間部ホテル科2016年卒業/三重県立飯野高校出身)が母校である日本ホテルスクールを訪問しました。
髙島さんは夜間部に在学し日中はホテルなどで仕事をして夜間に学校に通う「仕事と勉強」の両立した学生生活を送り、2016年に卒業。卒業後は本校独自の制度である海外ホテル研修生制度を利用して、スイスの首都ベルンにあるアンバサダー&スパ ホテルで1年間研修を行いました。研修中はホテルのレストランで、サービススタッフとして、さまざまな国からのお客様に対する接客業務を中心に任されていました。周囲のメンバーからも信頼は厚く、サービススタッフの中心的な役割も担っていました。スイスのホテルでの研修を終え、日本に帰国した後の2年間は、自身でハウスクリーニングの事業を展開し、国内で活躍されていました。
髙島さんは中学校の頃にテレビドラマから漠然と“執事”の仕事に興味を持ちました。高校生の頃には大阪にある世界的なラグジュアリーホテルのひとつ、ザ・リッツ・カールトン 大阪を訪れたことから、その優雅さにも憧れ、ホテルの仕事にも興味を持ちました。もともと英語が好きなこともあり、ホテルのことを学べる日本ホテルスクールに入学し、ホテルについて学び、同時に近い将来の目標として”執事”の勉強をしたいと考えていたそうです。
髙島さんが入学したのは2009年に設立されたSouth Africa Butler Academy(SABA)。オーストラリア、オランダをはじめ世界に執事学校がある中で、南アフリカのSABAの教育方針に共感し入学を決めたそうです。
髙島さんが受講した8週間(2か月)の執事育成コースでは、主に豪邸勤務を想定し、「執事の歴史と現代執事業務」といった基本事項から、テーブルセッティング、料飲サービス、グラス・クリスタル・シルバーや高級家具の手入れ、清掃、ペットのお世話など執事として必要な幅広い知識と技術を学びました。8週間(2か月)の受講を終え、髙島さんはクラスの中で最も優秀な学生として表彰され、バトラーの資格を取得しました。
「受講したコースを卒業後はホテル、豪華客船や会社秘書など就職先の様態はさまざま。今後はドバイなど中東のビジネスで成功した大富豪、ロイヤルファミリーなど世界有数の資産家、地位や名誉のあるVIPのもとで活躍したいと思っています」と髙島さん。
「英語を活かして、自身の好きなことが全部できるのは“執事”の仕事。世界中で活躍することができ、世界を知ることができる。私にとって“執事”の仕事はぴったり当てはまっているんです」
と語ってくれた髙島さんからは強い意志を感じました。
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