沖縄県は2019年1月~12月の沖縄リゾートウエディングの実施組数が、対前年比97.2%(476組減)の16,639組と昨年と比較し減少したことを発表しました。内訳は国内組数が対前年比97.6%(370組減)の14,789組、海外組数が対前年比94.6%(106組減)の1,850組になりました。
県は国内市場は「少子化」や「ナシ婚」などの市場の縮小の影響があるものの、海が見えるチャペルでの挙式の人気は高く、ビーチなど沖縄の自然の中で撮影するロケーションフォト(フォトウエディング)の人気が高まっていること、ビーチウエディング、レストランウエディング、琉装ウエディングといった多様な選択肢をそろえていることから踏みとどまっている状況であると分析しています。
海外は重点市場として香港市場が2年連続で減少し、韓国も大幅に減少したが、台湾、中国は昨年を上回っており、特に中国市場については、対前年比129.3%と引き続き大幅な増加で推移しています。
・香港(対前年比77.2%)764組
・台湾(対前年比101.4%)638組
・中国(対前年比129.3%)318組
・韓国(対前年比38.8%)26組
また、県ではリゾートウエディング顧客の県内消費額は、少なくとも約258億8千万円と推計し、国内外でのリゾートウエディングのプロモーション強化を継続しています。
(沖縄県
沖縄リゾートウエディング統計調査結果より 2020.5.15付)※数値出典 沖縄県観光振興課発表資料