高層階から広がる眺望と邸宅のような洗練されたインテリアに囲まれたプライベートな空間は、ラグジュアリーな中にも居心地のよさを感じていただけます。お客様と長い時間を費やす場所でもあるので、非日常を感じつつもリラックスしてお打ち合わせができることを大切に、ホテル全体のコンセプトでもある「プライベート感」と「ゆとり」のある上質なサービスでお二人をお迎えしております。オープンキッチンを併設した「プライベート ダイニング」もあり、お二人のためにシェフが腕をふるうオリジナルメニューをコーディネートされたテーブルで試食し、まるで婚礼当日のような体験ができることも大きな特長です。
お客様一組一組に、パーソナルで温かみのあるサービスを提供できるように常に心がけています。パッケージとしての商品販売ではなく、すべてがオーダーメイドなので、料理、装花、写真など細部に至るまで事前の打ち合わせをじっくりと行うことが重要になります。料理であれば、お客様の思い出のお食事や出身地の特産物などをシェフにリクエストしたり、写真についてもカメラマンさんと事前にお目にかかっていただき、写真のレイアウトなども相談しながら、お客様のご要望を一つずつ形にするスタイルです。それらすべてが世界で一つのオリジナルウエディングを創り上げるだけではなく、集まってくださる列席ゲストへお二人からの感謝の思いを伝えるエッセンスになるのだと思います。また、挙式当日もロビーや館内フロアでほかの新郎・新婦と顔を合わせないように配慮するなど「プライベート感」を重視し、スタッフ全員のチームワークで大切な一日を演出いたします。
スタッフからのメッセージ
「お客様の幸せな場面に立会いたい」。そんな思いからウエディングコーディネーターの仕事に興味を持ち始めました。一瞬一瞬が大切なホテルの仕事の中で、お客様の理想の挙式や披露宴を長い時間をかけて、一緒に創り上げることに大きな魅力を感じています。新郎・新婦にとって一生に一回、お二人が最も輝いている瞬間。そんな特別な日をゼロから創り上げ、ともに迎えることの醍醐味はかけがえのないものです。だからこそ、失敗できないという責任の重みを実感することも多々あります。
ウエディングプランナーとして新郎・新婦が幸せを実感できる挙式・披露宴を創り上げる中で、お二人のプライベートな部分に関わる場面も多く、お客様は今、何を望んでいるのか、どうしたらもっと喜んでもらえるのかを推察する直感力も欠かせません。自分でここまでと線引きしようと思えばできてしまう反面、追求しようと思えばどこまでも追求でき、“ここで終わり”がない仕事でもあります。終わりがない仕事と思えるからこそ、百組百様のウエディングを叶え、お二人との絆を生み出す喜びへと繋がるのだと思います。
ウエディング コーディネーター 嶋尾 有美子さん