ウエディングは新郎新婦とそのご家族、ご友人に対する「おもてなし」でもあります。
ウエディングプランナーには、優れた接客能力、コミュニケーション能力が求められます。そのためにはサービスの現場経験は不可欠です。
現場経験って、具体的に何を経験すればいいんですか。
どんなことでも役に立ちます。お荷物をお預かりするクローク業務や、バーカウンターでウエルカムドリンクを提供する業務などもありますが、特にパーティ中のサービスを経験するといいと思いますよ。お客様とコミュニケーションを取る時間も多く、お客様の表情がよく分かります。どんなパーティだとお客様が楽しめるかが分かるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ウエディングプランナーになるために、何で料理のことを勉強したほうがいいんですか。
お客様への「おもてなし」の最大の表現は料理です。しかも、結婚式・披露宴費用の約3割が料理と飲み物の費用だという統計があるんです。食材や調理方法の特別なご要望などがあるとき以外はウエディングプランナーが打ち合わせをしますので、料理のことを詳しくお客様に説明できるように勉強する必要がありますね。
そういえば、いとこの披露宴では、新郎新婦の出身のお酒が出てきていて、親がびっくりしていました。テーブルについたサービスマンの方が、新郎新婦のこだわりを説明してくれて面白かったです。
それは素敵な演出でしたね。そういう情報もすべてウエディングプランナーから当日サービスをする人たちへ伝えておかなければなりませんね。ウエディングってプランナーだけが創り上げるのではなく、いろんな人の協力が必要で、実はチームで仕事をしているんですよ。