ブライダルといえば、まずドレスのことが思い浮かぶと思います。ドレスといっても、Aラインやベルライン、エンパイアラインなどいろんな形があって、その形によって花嫁の印象は大きく変わります。民族衣装を着る人もいますよね。着物は日本の民族衣装なんですよ。

それは白無垢という着物ですね。鎌倉時代から室町時代の武家の花嫁も着ていたんですよ。

そうですね、歴史を知るとそれぞれに意味があることが分かります。意味が分かると結婚式への想いがもっと強くなって、より感慨深い結婚式になるんですよ。

そうですね、考え方は人それぞれだと思いますが、「結婚しよう！」って口約束だけより、想いを形で表してもらった方がうれしいと思いませんか。
正式に婚約が整ったことをお互いの家族が確認しあう。それが結納で、日本独自のしきたりなんですよ。

そうですね。結婚式は「挙式」といって、新郎新婦が結婚を誓う儀式のこと。ここで初めて二人は夫婦になるんですよ。披露宴は二人が夫婦になったことを皆さんに知ってもらうパーティのこと。時代によって少しずつ考え方は変わってきていますが、みんなを呼んで、挨拶をしたり感謝を伝えたりしているのは、そういう意味合いがあるんですよ。

もちろん、時代によって人の考え方は多少代わりますし、流行もあります。

今は、おめでた婚も多くなっているので、出産前に披露宴を行う人もいれば、出産後にお子様のお披露目をかねて披露宴を行う人もいます。基本のスタイルを知った上で、お二人にあった提案ができるといいですよね。

ウエディングパーティは、新郎新婦やご両親から、ご親族やご友人に対する「おもてなし」という側面もあります。新郎新婦が直接「おもてなし」できない部分を、ウエディングプランナーがサポートしていきます。そのため、パーティの現場経験は必要不可欠です。