2016/09/27
9月27日は国連世界観光機関(UNWTO)が定めた「世界観光の日」です。国連世界観光機関(UNWTO)アジア太平洋センターのホームページによると、「世界観光の日」は、国際社会におけるツーリズムの社会的、文化的、政治的、および経済的な重要性を啓発するために、1989年に制定されたものだそうです。
日本では観光立国の実現に向けて2003年からビジット・ジャパン・キャンペーン事業を開始し、2008年の観光庁発足など観光に対する取り組みを進めています。2013年には、ビジット・ジャパン・キャンペーン事業開始以来の政府目標であった外国人旅行者数1,000万人を達成し、昨年、2015年には過去最高の1,973万人と2,000万人達成まで目前となりました。
今後も訪日外国人の受入れ環境の整備を促進するとともに、4年後に控えた東京オリンピック・パラリンピック開催を契機に「富士山」「和食」などを活用したプロモーションを通して日本の認知度の向上に取り組む必要があります。
なお、政府は、訪日外国人観光客の拡大に向けた具体策を提言し、訪日外国人旅行者数の目標人数を2020年に4,000万人とすることを掲げています。