ホテル&ブライダル仕事ガイド

管理・営業の仕事総務

現場がいきいき働けるのは、私たち“しっかり者”が支えているから!

ある程度の規模の会社なら、どこでも総務という部署がある。もちろん、ホテルも会社だから、まず例外なく総務部(課)を置いている。従業員が働く上で、あるいは会社運営を円滑に進める上で、なくてはならない部署だからだ。ホテルビジネスの現場と直接に関わりはないけれど、管理部門の要として、とても大切な役割を担っている。

どんな仕事?

デスク、椅子、キャビネット、電話などオフィスに必要な器材の発注や管理、取引先への中元・歳暮の手配、名刺や制服の補充、文房具や新聞・雑誌の購入など庶務的な仕事から、役員の秘書業務、株主総会や株式公開に関する準備、全社的予算の管理、登記や訴訟関連など法務関係の業務、帳簿や印鑑簿など重要書類の保管、そしてCI(ロゴマークで表す企業イメージ)に関わる業務まで、これすべて総務部(課)の担当。ホテルによっては、人事や経理の業務まで含めて「総務」としているケースも見られる(というより、そのほうが多い)。


どこの会社でも、総務が担当している仕事は上に挙げたような内容だが、ホテルの総務ならではの仕事もある。警察・消防、保健所と連絡をとる際の、窓口としての業務だ。

やりがい・面白さ

総務は“縁の下の力持ち”でありたい。現場のスタッフが、お客さまにより良いサービスを提供できるよう、環境づくりに気を配ること。それが総務の仕事の基本。接客サービスの面白さを実感することはないけれど、裏方の実力者として、やりがいは十分にあるはず。

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