ホテル&ブライダル用語集

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用語解説

商品特性

読み :しょうひんとくせい

用語解説

ホテルの商品は他業種の商品と比較して、ホテル業ならではの特性がある。おおまかには次のような点。売るものに制限がある(量的制約)=「保有する客室数以上に客室を生産したり、販売することができない」「収容人員以上の利用者を収容することができない」。商品のストックができない(時間的制約)=「今日販売しなければ、その売上を翌日に回収できない。空室=減収に直結する」「その日の商品価値は、その日で消滅してしまい在庫ができない」「時間と共に商品価値が陳腐化する」。立地条件が経営を左右する(場所的制約)=「立地を変更することが容易ではない」「立地条件によって業態や商品構成が変化する」「立地の優劣が収入を大きく左右する」「装置としての収益性(レンタブル比・サービス効率)が問われる」「装置としての硬直性(同じ施設で何年も営業する)がある」。24時間営業である(基本営業姿勢)=「基本的に年中無休である」「原則的に24時間の営業体制が必要である」。その他=「事前に利用者が商品を評価しにくい」「設計段階で商品構成や収入規模が決定する」「商品によって販売体制や手法が異なる」。

ホテルマンになる条件とは

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