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オリジナル結婚式をコーディネート

福井 沙映子さん
福井 沙映子さん
昼間部ブライダル科 2年
(千葉商科大学付属高校出身)
福井 沙映子さん


ブライダルゼミ発表会

さまざまな授業で学んだ知識が身についてくると、自分流のプランを思い描くことも多くなってきます。こんなアイデアはどうかな、こんなアレンジは使えるかも、なんて漠然と思ったり。それをチームごとに具体的な企画としてまとめ、オリジナル結婚式として発表することができます。



高校生の時は、衣装に興味があり、衣装やメイクの専門学校への進学を考えていました。その中で女性が一番輝けるシーンに立ち会いたいと思い、ブライダルに興味を持ち始めました。日本ホテルスクールを選んだ理由は、ブライダルは接客業なので、接客をしっかり学びたいと思ったからです。

ブライダルコーディネートの授業では、グループ毎にオリジナルの結婚式を企画、制作、そして発表する実習があります。


style_05_03.jpg私のグループでは、「Disney アラジン挙式」というテーマで、夢見る新郎新婦を演出した結婚式を企画しました。これは、夢のある物語・キャラクターはどんなのがあるのか皆で考えたときに、「アラジン」が思いついたんです!


企画には4週間ほど掛けました。このときは就職活動のピークで、グループのメンバーが集まりにくかったり、また、それぞれ意見が違うのでそれをまとめるのに苦労をしたり、内容が浅くならないように1つ1つきちんと詰めていったりと、結構大変でした。


授業で予選を勝ち抜いたグループだけが8月の発表会で発表できるので、他のチームがどんな企画で来るかある程度予想して設定を行いました。そして、夏休みも引き続き2週間ほど制作の作業に追われていました。


style_05_01.jpg私は「ブライダルコーディネート」の授業担当の齋藤先生に「就職活動でもきっと役に立つよ!」と薦められ、勇気を持って人生初の司会に挑戦することにしました。どうしたら聴いてくださっている方々が飽きずにいられるかを考え、声の強弱や人を楽しませる話し方を勉強しました。また、発表に使用するパワーポイントや音響も自分たちで作成・設定しまし、スクリーンを3台使えば迫力が出るのでは?と考え、使いこなせるようパソコンの使い方を覚えたり、音響とのタイミングを考えたりと、試行錯誤の日々でした。

style_05_02.jpg発表当日は、思っているほど緊張しませんでした。スクリーンを映すために会場は暗かったですし、音楽に助けられたのもあります(笑)。しかし、もう少しゆっくり話せば良かったのではないか、アドリブがあったらより楽しんで聴いてくれたのではないか、など反省点は多々あります。来年の2月末には披露宴を発表するので、今回の反省を活かして腕を磨いていきたいと思います!

この実習の成果もあり、夢だったブライダル衣装の会社からも、内定をいただきました!もともと衣装に興味があったので、すごくうれしいです。そして衣装やメイクに留まらず、最終的にはブライダルコーディネーターになりたいなと思っているので、これからも今まで培った経験を生かして勉強していきたいと思います。



ブライダルゼミ発表会について

日本ホテルスクールには、チームごとにオリジナル挙式を披露するブライダルゼミ発表会があります。プランニングからプレゼンテーションまで、すべて学生の手によって作り上げます。その過程では、コミュニケーション能力はもちろん、チームワークや感性、創造性などを磨くことができます。ブライダルの舞台裏や感動を体験できる絶好の機会。優秀プランは、業界関係者やブライダルの第一線で活躍する卒業生を審査員として招き、実際にホテルでプレゼンテーションを行います。

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