観光庁と日本政府観光局（JNTO）は、全世界規模での訪日促進のための"Enjoy my Japan"グローバルキャンペーンを2018年2月6日（火）より開始することを発表しました。

訪日外国人旅行者数は、2017年、過去最高の2,869万人を記録し、また、訪日外国人旅行消費額も4.4兆円となり、初めて4兆円を突破しました。一方で、訪日外国人旅行者の85％は近隣のアジアが占めており、所得水準が高く成熟した観光市場を擁する欧米豪諸国からの旅行者の割合は限られています。

2020年に訪日外国人旅行者数4,000万人の達成に向けて、"Enjoy my Japan"キャンペーンは、欧米豪（欧州、米国、豪州）市場を中心に存在する「海外旅行には頻繁に行くが日本を旅行先として認知・意識していない層」を対象に、「日本が、誰もが楽しむことが出来る旅行目的地」であることを2020年に向けて複数年にわたり、アピールしていくものです。

これまでの富士山、桜、寺社仏閣といった典型的なイメージではなく、豊かな自然、アウトドアアクティビティ、日本食にとどまらない食の魅力、伝統芸術に加え世界から注目される現代アートなど豊かな日本の観光の魅力を発信します。

（観光庁　プレスリリースより　2018.2.6）