日本政府観光局（JNTO）がまとめた４月の訪日外国人客数は前年同月比33.4%増の123万2,000人でした。単月として２か月連続で過去最高となりました。羽田空港の国際線の発着枠拡大が寄与しました。

また桜の開花に合わせた訪日プロモーションが定着してきたことや、東南アジア向けのビザ（査証）の発給要件の緩和も追い風となりました。

国別でみると、タイ、米国、フランスなどが単月として過去最高となりました。タイは、65.1％増の９万9,000人。４月の５連休のソンクラン休暇を利用して日本を訪れるツアーが好調だったと考えられます。

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（日経MJ　2014.05.23号より）