2014/01/27
2月7日に開業する外資系高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン京都」(京都市中京区)が1月24日、鴨川を望む高級スイートルームなど内部を報道陣に公開しました。大阪、東京、沖縄に続き国内4か所目になります。
「ホテルフジタ京都」跡地に建設され、地上5階、地下2階建て、客室は134室。最大のスイートルームは約200平方メートルに暖炉付のプライベートバルコニーを備え、1泊100万円以上するそうです。他の部屋も50平方メートルあり、1泊6万5000円から。半数の部屋で鴨川や東山を見渡すことができます。
世界遺産の寺社が多い京都は景観を保護するため建物の高さに厳しいという事情もあり、外資系ホテルが少なく、老舗旅館との違いを出すことで、国内外の富裕層を呼び込みます。
日本ホテル協会によると、2013年の京都市の主要14ホテルに宿泊した人数は約270万人で、前年3%増えました。中でも外国人の観光客は、円安で日本への旅行に割安感がでているため増加傾向にあります。
(毎日新聞WEB 2014.1.27号より)