「シェラトン」「ウェスティン」を世界で展開する米スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドは２年内に日本で新ブランドホテル「aloft（アロフト）」を開業します。東京などの大都市圏で立地の選定を始めています。aloft（アロフト）は、既存の同グループのホテルより宿泊料を抑える一方、バーを設けるなど独自性を出し、出張客や旅行客を広く取り込みます。

aloft（アロフト）はシェラトンやウェスティンより値ごろな宿泊特化型のホテル。日本では延べ床面積8000平方メートル、200室程度の規模を想定しています。１室あたり25平方メートル以上と20平方メートル弱が多い一般的なビジネスホテルよりも広くする予定です。仮に東京で開業すれば、客室単価は２万円前後になる見込みとされています。

（日経MJ　2013年4月17日号より）