スイスの首都ベルンにあるホテル アンバサダーで研修に励む宮川さんから現地のレポートが届きました。
【現在の仕事内容紹介!】
ホテル アンバサダーの日本食レストラン「Teppanyaki-Restaurant Taishi」での朝食のビュッフェサービスを含めたサービス全般を担当しています。
多国籍(インターナショナル)レストランもあり、そのレストランでのサービスや、バーでのアルコールの販売、カクテルづくりなども担当。ホテル内のレストランの管理業務まで担っています。
【研修開始から約1年。考え方にも変化が・・・】
日本のホテルで働くときよりも、海外のホテルで働いていると、周りの同僚が上司や先輩に自身の意見や考え方を積極的に伝えている場面を多く見かけます。
同僚が上司から指示を受けた際に、”なぜそのようにするのか?”、”私はこうする方が良いと思う”とはっきりと自身の意見を伝えていることに驚きます。
これまで日本のホテルで働いていたことで日本の風土に慣れていたからか、意見を求められない限りあまり自身の意見を話さなかったように思います。
しかし、今、海外のホテルで働くようになってから上司からは、”もっと自分の意見を伝えて、コミュニケーションをとるように”と指摘されることが多く、同僚たちのように周囲の皆にどう思われるかなどを気にせずに意見を積極的に発言するようになりました。
後輩たちに指導する場面でも、日本で働いていたときよりも”なぜ?”と聞かれることが多く、相手が納得しなければ自分が伝えたいことが十分に伝わらない、そして相手は動かないということを肌で体験し、相手に何かをして欲しいとには、必ずその理由を含めて説明することを心がけるようになりました。
【海外ホテルインターンシップに挑戦した理由】
英語を使ってさまざまな国のホテリエと働いてみたいと思ったから。
日本はホスピタリティスキルが高いと言われていますが、実際に海外で働くことで”本当にそうなのか”、実際の相違点を知りたいと思ったので挑戦しました。
【仕事がオフの日には、ショッピング!】
研修先のスイスの首都ベルンでは、世界遺産の旧市街で散歩をしながらショッピングを楽しんでいます。
首都だからこそ便利なことも多くあるものの、山や川といった自然の絶景を楽しむこともできます。
夏には、アーレ川でスイスの友人と一緒に泳いだことが最高の思い出です。
公共交通機関が発達しているのでスイスの他の都市にも気軽に遊びにいけるのも魅力の一つです。
【ドイツ語を勉強!】
ベルン市はドイツ語圏であるため、ドイツ語を勉強できる環境というのも特長の一つです。
スイスに来る機会がなければ一生ドイツ語を勉強することはなかったと思います。
素敵なチャンスを頂いたと思い、勉強に励んできます。
スイスはホスピタリティやホテルの学校の教育水準が高いため、それらを学ぶために世界中から未来のホテリエが集まってくるのもスイスの魅力の一つ。
ホテル アンバサダーにもインターン生がおり、一緒に働き、その国々のホテル事情を聞くことが刺激になっています。
【海外のホテルでの活躍をめざす高校生の皆さんへメッセージ】
自分がやりたいと思ったことに対して、たとえさまざまな困難があったとしても、決して諦めず信念を曲げずに努力してみてください。
そして海外のホテルで活躍するために、今、何をすべきなのか考えて行動してみてください。
実際に海外に出たとき、もし苦しいことがあったとしてもその行動力が自分自身を必ず助けてくれるはずです。
心から応援しています!
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