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海外ホテルインターンシップ生からの便り

岸井 梨紗子さん(昼間部ホテル科 2017年卒業)

海外のホテルでの研修が始まって3か月、仕事の幅も広がります

フィリピンホテル研修 現地報告17年7月
フィリピン・マニラ: ベルビューホテル
ともに働くホテルスタッフと一緒に(右が岸井さん)

今年4月からフィリピンの首都・マニラにあるベルビューホテルで研修に励む岸井梨紗子さん(昼間部ホテル科卒業/鵠沼高高校〔神奈川〕)から現地の報告が届きました。

研修が始まってから3か月が経ちました。7月からはBellevue Hotel のフロントだけでなく、同じ系列のホテル、B hotel Alabang のPrime Cafe で働いています。レストランが始まる6時から10時までレセプショニストとして、ゲストから部屋番号を聞いて席まで案内したり、バッシングをしたり、ドリンクを作ったりしています。朝食の時間は日本人のビジネスのお客様がたくさんいらっしゃるので、食事が口に合うか、滞在中困ったことがないかなど伺っています。

フロントで働いている時よりもお客様と長い時間を過ごすことができるので自然と距離も縮まって会話がはずむのでとても楽しいです。また、スタッフもとてもフレンドリーで優しいので忙しくても自然と笑顔でいることができます。また、日本食のブースがあり日本人の味の好みをシェフに伝えたりしています。忙しくなってくると、バッシングが追いつかずそればかりに目を向けていると、来たゲストを案内できなかったり部屋番号をテーブルまで聞きに行ったりということがあるので、ひとつのことに集中しすぎず色々な所に目を向けて仕事をできるようにしたいと思います。

10時から14時まではBellevue Hotel に戻り、フロントエージェントとして働いています。基本的なチェック・イン、チェック・アウトは
もちろんのこと、upsell(アップセル/当初希望されていた商品・サービスよりも同一系統で高いグレードの商品・サービスを勧めて販売すること)をしたりしています。今までは覚えることを第一にやってきましたが、今はゲストへのサービスの仕方を第一に考えて仕事をしています。ゲストに説明するときの言葉遣いであったり、どうすれば分かりやすく説明できるかなど日々考えています。フロントの仕事は大変ですが、本当に充実していて毎日が楽しいです。前に比べてミスをすることがありますが、ミスを重ねる度に自分の知識へと変わっていくので失敗を恐れずにどんなことにでも挑戦するようにしています。

プライベートではフロントマネージャーのベビーシャワーに招待してもらいました。ベビーシャワーとは、赤ちゃんが産まれてくることをお祝いするパーティーで、そこで家族に性別を初めて知らせるというのが一大イベントです。他にもゲームをしたり家庭料理を食べたりします。その他にもボートでFortune Island に行ったり、映画を近くのモールへ観に行ったり、ボーリングをしたりしています。

今ちょうど部署対抗のバスケットボールの大会があるので、仕事終わりに応援をしにいったりしています。FOチームは、去年の優勝チームで今年も今の所負けていません。どの試合もとても迫力があり応援する側も力が入ります。仕事だけでなく、プライベートもとても充実しています。フィリピンに来てあっという間に3ヶ月が過ぎました。マニラにいるのもあと2か月とちょっと、1日1日を無駄にせず、笑顔を忘れず今までよりも充実した日々を過ごしていきたいと思います。

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